正しいポスティングのやり方(その6)ポスティングとポストINの併用で販促費を下げる

まいどです。クリーニング店専門の印刷会社の石井(社長)です。

正しいポスティングのやり方(その6)として「ポスティングとポストINの併用で販促費を下げる」について書かせて頂きます。

「私がポスティングをどんどんしましょう!」と言うと「石井さんは印刷会社だからそんなことを言うんでしょ!」って思う方もおられるかもしれません。でもそれは違います。

今回は経費メリットも含めて、書かせて頂きます。

年商1500万円のクリーニング店がありました。このお店は売上を下げないために、お客様に年間2回、1500枚のDMを郵送し、チラシを春2回、秋1回、毎回5000枚、新聞折込していました。ここまでの経費をかけて、売上は横ばいでした。その時の販促費は、

DM代概算:75円×1500枚×2回=22万5千円

チラシ代概算:11円×5000枚×3回=16万5千円

年間販促費の合計額は39万円。年間の販促比率は2.6%でした。

【石井文泉堂企画にチェンジ!!】

このお店で毎月5000枚のA4縦半チラシをポスティングして頂きました。(正確には年10回)

A4縦半チラシの印刷代:3.6円×5000枚×10回=18万円

A4縦半チラシのポスティング費:3.0円×5000枚×10回=15万円

(自社ポスティングの経費を1枚3円で計上しています)

さらに自分でポスティングをするので、今まで郵送していたDMも宛名印刷して、自分でポストに入れにいきました。全てのDMをポストに入れることは出来ませんでしたが、85%のDMは自分で配ることが出来ましたので、

DMの印刷代:18円×1500枚×2回=5万4千円

DMの郵送:52円×1500枚×0.15×2回=2万3400円

この時の年間販促費は40万7400円。

年10回、ポスティングしても年間販促費はほとんど変わりませんでした。

しかし、結果は大きく違いました。

まず、既存客の来店回数が増えました。→→2年後に10%UP

有効会員数も増えました。→→2年後に15%UP

客単価も増えました。→→2年後に5%UP

それぞれの数字はそれほど増えていなかったのですが、2年後の売上は2000万円に増えていました。

使う経費の使い方を変えただけで、売上が500万円も増えたのですから、増えた売上の多くが利益になりました。すごかったです!!

ここで「正しいポスティングのやり方」の本当の答えをお教えします。

クリーニング業界で最もコスト高な販促費は切手代です。しかし、お客様の85%は近隣500m以内のポスティングエリアに住んでおられます。

なぜ、DMを郵送するのですか?

DMをチラシをポスティングする時にチラシも一緒にポストINする。それが「正しいポスティングのやり方」の本当の答えです。

DMをポストINするために、実は(その1)で名簿整理からお伝えし、(その3)でお客様の家を枠で囲み、基本地図を作ることをお伝えしたのです。

最後に、DMをポストINするときの注意を下記サンプルの中にしたためましたので読んでくださいね。

20160730-05

あ、ちなみに2年で1500万円から2000万円に増えた例は、岡本クリーニングさんではありません。

※岡本さんはポスティングの神です。もっと増えていますから(笑)

岡本さん-01

「正しいポスティングのやり方」で毎月継続的に行うことによって、

■自分のお店の地域がわかるので将来の不安が減る

■買うお客様との関係性が深まり、地域のブランドイメージを高めることができる

■売上と利益も増えて、ツマも子どものニコニコ。そして自分もニコニコ

■健康的にダイエットもできる。今ならポケモンGOも楽しめる。

などの効果があるすごく楽しいことですよ。

ふう、これでおしまい。全部出し切りました。本日まで6回にわけての「正しいポスティングのやり方」にお付き合い頂き、ありがとうございます。

石井文泉堂 石井康裕


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