そのお金の借り方、間違えていませんか?

まいどです。クリーニング店専門の印刷会社の石井(社長)です。

この間、私が石井文泉堂に帰ってからの20年間を振り返りました。

1999年の売上は6000万円。

2019年の売上は2億7000万円。

結構、増やした20年でしたが、元々は両親は会社をたたむつもりだったので、機械はボロボロでした。この20年で全ての機械を入れ替えやのですが、返した借金額はなんと1億5千万円。こう、累積の数字にしてみるとびびっちゃうほどの借金をしてきましたが、その分、お金の借り方は上手くなりましたね。

その私の上手な借り方のポイントは

■月の返済額を固定にする

■年間返済額を売上の10%未満にする

この2つです。

特に「月の返済額を固定にする」ことは重要です。

例えば新しい設備をしないといけない時、もうひとつ借入を起こすと、月の返済額が増えます。こうなると今までのキャッシュフローが崩れます。売上が上がりにくい今、キャッシュフローが変わることは危険です。

その対策として、設備を行う時は、基本は借り換えです。借り換えは同じ銀行の場合もありますし、違う銀行の場合もあります。今2年に1回くらいは大きな設備の入れ替えを行っているので、2年に1回は借り換えを行っています。ということは借金は全く減っていかないのですが、そこはもう、気にならなくなりました。健全にお金を回すことの方が大切です。

それともう1点、年間の返済額を売上の10%未満にすることは重要です。利益率と税金を考えると10%以上の返済は、キャッシュフローを崩します。

通常の返済は5年ですが、借りる額の大きい時は、金利が高くでも7年とか10年で借ります。どうせ2年に1回は借り換えるので高い金利との付き合いも2年くらいと割り切れば、それほど苦になりません。それよりも「キャッシュフローが崩れない」ことを大切に経営しています。

当たり前ですが、借りたお金は返さないといけません。借りたお金は利益からしか返せません。利益が出にくくなっている今、年間返済額が売上の10%以上の方は今すぐ、複数の銀行さんと相談の上、借り換えを検討してください。

と、今日はマジメなお金の話でした!!

この画像をもらったサイトへのリンクを貼っておきます。わかりやすい文章ですよ。

※不動産投資ローン・住宅ローンの借り換えのポイントは?返済負担を減らしたい方へ

本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

石井文泉堂 石井康裕


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