武庫川女子大学生からのクリーニング業界への提案

まいどです。クリーニング店専門の印刷会社の石井(社長)です。

昨日のブログの続きです。

先日の週末は、神戸でクリーニング業界の展示会=クリーンフェスタHYOGOがありましたね。

今回の展示会は、色々と面白かったのですが、その中でも最終日、最後のセミナーである武庫川女子大学生の「ファッション・洗濯・クリーニング事情調査」は、非常に興味深かったです。発表はこちらの3回生の女子3名。

アンケート=208名の集計よりの提案でしたが、そのアンケートの約75%が10代~20代の意見だったのも興味深かったです。そんな若い世代のアンケートなんで見たことないですしね。

まずはクリーニングを使わない理由のアンケート結果から話が始まりました。

クリーニングを使わない理由の1~3位から、「宅配の需要がある」と提案されたことは、「よく勉強されている」という思いと、若い世代は、「やっぱりそうなんだぁ!」と思いで聞いていましたが、こちらの話が逆で面白かったです。

「説明をもっとしてほしい!」

そういう思いもあるんですね。宅配では説明なんて出来ないのに・・・・。これは「伝える」ことを大切にしたいと思っている私にとって、すごく嬉しい言葉でした。

その次はクリーニング店さんを選ぶ理由についてアンケート結果より発表がありました。

クリーニング店を選ぶポイントですが、若い世代もやっぱり同じなんですね。1位~5位をまとめるとこうです。

この5つを分類別に分けたこちらは「わかりやすなぁ!やるなぁ!」と心の中で大絶賛。

そして、価格と技術は対立する。

値段分の価値があることをわかってもらう必要正=透明化を提案されました。

これって、「コト消費」と言われるジャンルで、まさに今、当社が大切にしているポイントです。女子大生の感覚もここであることに、嬉しさを感じました。

こんな感じで3人で緊張しながら真剣に話されている姿も可愛いです。私的には、「やっぱりMac」なんて思いながら、、、、。

こちらも面白かったですね。サービスの認知と興味の話です。

一番、認知の高かったシミ抜きでも、クリーニング店で出来ると知っている人はたったの20%。宅配や保管、スニーカークリーニングは10%以下しか認知されていないというアンケート結果。でも、興味・感心がある人は90%を超えるものもあり、まだまだ認知不足の現実を突きつけられました。

それとクリーニング業界に対する提案、これは面白かったです。

まず、店舗がオシャレじゃないのでダメって、めっちゃ言われていましたよ(笑)

それと若い人たちへの情報発信にインスタがいいとの提案も。FBは40代50代には効きますが、10代20代は全く使っていないようなので、、、、。

インスタ映えするポスターとしての一例として、スニーカークリーニングのポスター見本を作ってくれましたが、これ、デザインを王道にちょこっとイジれば(文字が左右反対で、気持ち悪い)充分に使えますね。

それと神戸クリーニング組合をディスる一場面も!!

いいですね。めっちゃいいです。

私はもう15年以上も前から「キムタクにワイシャツを!」ということを言い続けています。

今ではキムタク人気は落ちていますが、当時は絶大な人気を誇っていたので、キムタクがワイシャツを着て

「クリーニング店のワイシャツってカッコイイ!」

なんて言うCMを作って流したら、その放送が流れた翌日から、業界の売上は爆発的に伸びるって提案してきました。

それと同じことを女子大生も思ってくれたことに感無量。

特に最後の「クリーニング店における評価制度:技術の差を3つ星などでわかりやすくして欲しい」という提案は、消費者目線に立つとやらないといけない、そしてやろうとしていつも潰れるこの企画にカツを入れられた気分です。

いやーーー、今回の3人は、ほんとよく勉強をして発表してくれましたね。

正しい、正しくないではなく、若い感性から出た言葉をどう受け止め、どう未来を想像するか、ここからは私たちの仕事です。

♪♪♪♪♪♪

でも、今回の提案はめっちゃ嬉しかったので、女子大生に喜んで頂けそうなこと=スマフォの防弾ガラスコーティングをプレゼントしました。

その仕上がりのキレイさに喜んで頂き、

「こんなの知らん。知っていたら、女子大生はみんなやる」って大喜びしてくれました。

実は、この防弾ガラスコーティングって、docomoショップでは5千円の商品です。当社が身内にやるときは3千円で加工しますが、この金額でもみんなやってくれるのかな?やってくれるなら出張加工でもするかな(笑)

ま、皆さんのこの笑顔に、そして素晴らしい提案に、そして館野さんのキレイな仕事に感謝しつつ、今日のブログを終わりますね。

めっちゃ、長文を最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

石井文泉堂 石井康裕


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