まいどです。クリーニング専門の印刷会社の石井(社長)です。
私がA4縦半チラシを考えだしたのは2010年の春です。当時、販促の実験を行うたけにクリーニング店のアンテナショップをやっていて、「品がいいけど、インパクトがあり、でもコストが低いチラシを作りたい」と、自分のお店のために考えたのが始まりです。
私は当時、4000世帯に毎月2回を2年間、合計48回ポスティングして半径300m商圏の占有率を65%まで高めました。そのお店は、本業の印刷業が忙しくなって譲りましたが、今もそのお店はあります。
あれから10年。多くのクリーニング店さんにA4縦半チラシを作って頂ました。
1)ほぼ、毎月、A4縦半チラシを作っているクリーニング店さん
2)2ケ月に1回、A4縦半チラシを作っているクリーニング店さん
3)春と秋の繁忙期だけ、A4縦半チラシを作っているクリーニング店さん
4)たまにフラっと作られるクリーニング店さん
5)もうA4縦半チラシを作らなくなったクリーニング店さん
がありますが、ほぼ毎月、A4縦半チラシを作っているクリーニング店さんが一番儲かっていますよ。
ほぼ毎月、A4縦半チラシを地域にポスティングするとクリーニングに出す癖が出来ますし、クーポンを使う癖が付きます。ここが一番大切なんですよ。
この癖さえ付ければ、「値上げすること」も「割引き率を下げること」も「サービスを変えること」も自由自在です。
チラシを頑張って入れると、お客様が増え、売上が上がってきます。そうすると処理点数の許容を越えてしまいます。すると値上げして客数と点数を減らし、利益を増やします。
こういうことを続けてきたのですが、ついに、A4縦半チラシを卒業するクリーニング店さんが出てきました。
値上げも十分にやりましたし、割引き率も10%まで下げました。売上はA4縦半を始めた時の1.5倍になりました。お金も潤沢にありそうです。
もう、こうなったら「しばらくA4縦半チラシはしなくてもいいんじゃないですか?」って、私から言いましたよ。
このクリーニング店さんが「まだ、A4縦半チラシやっているの?早く石井さんに卒業証書をもらえるようがんばりやーー」って回りを励ますことは大好きです。
でも、売上が足らないのに、「アナログ販促は経費ばかりかかって無駄」と言っている人はちょっと違うのでは?と思っています。
なぜなら、A4縦半チラシを毎月、ポスティングしているクリーニング店さんって、私が知っている限り、全員、儲かっていますからね。
ぶんちゃん新聞2019年12月号は、A4縦半チラシ特集でしたよね。
この春の販促準備に、新規獲得のための「A4縦半チラシ」は必要ですよ。
もう一度、読み返しておいてくださいね。
本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
石井文泉堂 石井康裕