まいど、石井文泉堂の石井です。
私のような三代目社長の回りには、同じように時期社長の人たちがいっぱいいるのですが、
「なかなか社長交代ができない!」
なんて話をよく聞きます。
私はラッキーだったかな? 3代目なので・・・。
色々な会社の社長交代を見てきましたが、3代目を引き継ぐより2代目を引き継ぐ社長交代の方が難しいようです。
2代目さんは、初代が一から作り上げたものを引き継ぐのですから、渡す方も思い出がひとしお。
だから、受け方を考えてあげないと、うまく社長交代がいきません。
私はある人からこんなことを言われました。
「石井くん、どうせいつか社長になるんやったら、早い方がいいよ!」
これを言われたのが32才の時、入社してまだ5年でした。
そんな言葉を素直に受け入れ、父親に「早く社長をした方がいいって言われてんけど」
ってちょくちょく言っていました。
そして34才の時、急に父親から
「セミナーとかしているし、社長の方がカッコイイから社長、やれ!!」
って言われました。
ビックリしましたが、社長になってみてわかったことが3つ。
「いくら社長でも、父にはかなわないコト」
「社長じゃないとできない仕事がいかに多いかというコト」
「借り入れのハンコがいかに重いかというコト」
そして、子供が社長になることは、「親孝行になるんだぁ!!」ってことがわかりました。
親が社長を譲ってくれない理由はいくつかありますが、
◆こいつにまかせて大丈夫かという不安・・・・・子供から「社長になりたい」と、しょっちゅういうコトで解決
◆まだまだ子供やから・・・・・親孝行の心を見せると、親は成長したと感じてくれるようです。
◆お金の心配・・・・早く代を交代して、会長として手伝って欲しいと言って解決
私は、こんな方法で解決しました。
(結論)
社長にはどうせなるなら、はやくなった方がいいです。
「親の納得は得られない」ではなく、「親孝行!!」という広い心で親と話したら、変わると思いますよ。
きっと親は、子供に代をゆずりたいのですから!!
本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます!!
石井文泉堂 石井康裕