割引すると利益は減りますよね。それを補う点数って、何点ですか?

まいどです。クリーニング専門の印刷会社の石井(社長)です。

今日は算数の時間ですよ!!

割引をすると利益は減りますね。その減った利益を補填するために点数を増やす必要があります。では、どれくらい増やしたら良いか、明確になっていますか?

クリーニング業界は製造コストの低い業界です。なので集めた方が利益が出ると思っている人も多いようですが、そこはちゃんと計算して割引してくださいね。

私はこんな計算をしています。

セールをしても点数が2倍になるなんて、今はなかなかありません。

クリーニング業の割引は本来は10%程度がオススメです。

20%引きができる限界です。

上の表をみて、半額をする恐ろしさを噛みしめていますよ。

ちなみに、弊社が点数縛りセールをする理由ってご存知ですか?

クリーニング店さんはセールをしても製造コストってほぼ、変わらないので、その中でやれる理由?言い訳のために点数縛りセールを考えました。

クリーニング業界の平均持込点数は3.5点前後です。

わかりやすく、1点単価1000円とすると、売上3500円、利益2450円です。

5点で20%引きしたとすると、1点単価800円、売上4000円、利益2500円です。

5点持ってきて頂くと割引しても売上が増えて、利益もちょっと増えます。

6点以上、持ってきて頂けると儲かります。

実は、こういう緻密な計算式の中で「5点以上」って決めたのですが、そういうことを知っている人って、なかなか、いないですね。

今年の春、点数縛りをやめる実験をしましたが、それは惨敗でした。

クリーニング店さんのセールと点数縛りはやっぱり相性が良いですね。

本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

石井文泉堂 石井康裕


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