まいどです。クリーニング専門の印刷会社の石井(社長)です。
今年の春の販促をどうしたらいいのか、実はかなり悩んでいました。
インフレ不景気で出すものがないのに、点数縛りセールを続けて大丈夫なのか?
そこを去年の年末からずーーーっと考えていました。
●持込点数を減らしてもいいから、回数を増やす施策はどうなのか?
●来店回数を犠牲にしてでも、1回の持込点数を増やす施策はどうなのか?
去年の秋、持込点数が減っているクリーニング店さんが多かったので、点数縛りセールに不安を感じていました。
でも、1月の福袋はすこぶる調子が良かったです。
そして、このデータが決定打となりました。
そのクリーニング店さんの福袋企画は、5点まで3850円(1点770円)、7点まで4950円(1点707円)と、持込点数により、金額が変わります。
その結果はこちらです。
2025年の福袋配布枚数は2239枚です。
使用数3850円が414枚で18%、4950円が247枚で11%、合計が661枚で29%昨年2024年の配布数2179枚です。
使用数は3300円が437枚で20%、4400円が188枚で8%、合計は625枚で28%でした。
2024年の7点の利用率が30%だったのに対し、2025年の7点の利用率が37%。
インフレ不景気だからこそ、少しでも得したいというマインドになっていることが、この結果から読み取れます。
また、こちらのクリーニング店様の結果も、その裏付けになっています。
そのクリーニング店さんの福袋企画は、2024年:7点まで2525円→2025年:5点まで2525円と1回あたりの点数少なくしました。
すると1月の売上と点数の関係ですが、売上は昨対100%、点数は昨対87%
めっちゃわかりやすいですね。
これらの結果を踏まえ、
●来店回数を犠牲にしてでも、1回の持込点数を増やす施策を基本とする
ことに決定しました。
お客様にお得感を演出し、努力してもらうことが大切ですね。
本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
石井文泉堂 石井康裕