赤字でもいい。そんなライバル店と戦うためには!

まいどです。クリーニング店専門の印刷会社の石井(社長)です。

最近、大手の戦略に頭をガツンってやられちゃいましたよ。

「今は赤字でもいいです。仕事を多く入れることで原価を下げて、後で儲けますので、このタグを当社に注文ください。」

と言って、本当に赤字の見積り(商品はマーキングタック控え付の店名入り。その価格は恐ろしすぎて書けませんが)を出してきたライバル企業があります。そして、そんな営業をされた結果、1社、お客様を失いかけています。

この時、当社も価格を下げて対抗するという手もあります。でも、そのライバル企業が言われているように、その価格でタグを売ると、当社も赤字です。

さらに点数減のクリーニング業界で、「仕事を多く入れることで原価を下げる」なんてひどい妄想です。なぜなら、一番シェアを取っているのそのライバル企業がどう頑張っても、点数なんて増えませんからね。

でも、このライバル企業の考えていることって、きっとそういうことじゃないんでしょうね。このライバル企業の戦略は大手の原理=一番店戦略です。クラウドで利益を確保できるそのライバル企業は、ぐうの寝も出ない価格を提示して、私の心を折ろうとしているんだと思います。こんなライバル企業と戦う時、どう考えたらいいと思いますか?

私はこういう時、基本に戻ります。商売の中心、それは商品力です。

相手が値下げ提案をしてきたのだから、いい商品を作って、価値を高め、値上げの提案で戦おう!!そんな風に考えたのですが、いかがですか?

その価値を高めるタグが下記の商品です。この商品は手間がかかっているので、今までよりコスト高で提案しましたが、価値と天秤にかけると、結果的には安くなっていると私は睨んだんですね。

相手が価格を安くしてきたら、こっちは価値を高めて対抗する。こういう戦い方が弱者の戦い方なんですが、どう思われますか? 私はこっちでしか戦いたくない、いやいや戦えないんですよね! しんどいですけど、私はこっちで頑張ります!!

本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

石井文泉堂 石井康裕


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