まいどです。クリーニング専門の印刷会社の石井(社長)です。
売上を上げたいと思った時、何をやったらいいか、悩むことありませんか?
私は基本、こんな風に分解して考えていました。
これは販促を戦術的に考えるのに重要な分解方法です。
でもね、コロナになってからはこれでは上手く行かないことも気づいています。
戦術レベルでのテコ入れでは、なかなか結果が出にくい。なので、こういう時はもうひとつ上の考え方、戦略レベルから見直すことが増えています。
ビジネスにおける「戦略」と「戦術」の違いとは?
企業がビジネスを成功させるには、「戦略」と「戦術」をうまく使い分ける必要がある。同じような意味合いに見えるかもしれないが、厳密には異なる用語なので注意しておきたい。
戦略の意味
ビジネスにおける戦略とは、企業が持続的な成長を目指すための方向性や考え方のことだ。
言い換えれば、理想の企業像を目指すためのシナリオであり、中長期的な計画として策定されることが多い。戦略は会社が進むべき道筋を決定づけるものなので、総合的な視点をもちながら組み立てることが重要になる。
戦術の意味
一方で、戦術は戦略を実現させる手段であり、「アクションプラン」や「タスク」とも言い換えられる。例えば、売上向上のために日々取り組む施策や、顧客を増やすためのマーケティングなどをイメージすると分かりやすい。
戦術はあくまで目的ではなく手段なので、策定の際には戦略をしっかりと意識し、一貫性のある計画を立てる必要がある。
戦略と戦術の違い
ここまで解説した内容も含めて、戦略と戦術の違いを一旦整理しておこう。
戦略は戦術の上位概念であるため、策定の際には「戦略→戦術」の順で計画を立てる必要がある。この順序を間違えると、全体として一貫性や整合性のない計画が出来上がってしまうので、戦術を実行しても戦略の実現にはつながらない。
また、企業には戦略・戦術の両方が必要であり、どちらが欠けても持続的な成長は難しくなる。特に短期的な目標に目がいきがちな経営者は、戦術のみにフォーカスする傾向があるので、中長期的な戦略をきちんと立てることも意識しよう。
では、私は今、どんな風に考えているのか?
一番の意識の変更は、点数×点単価→客数×客単価という目線です。
もっとストレートにいうと、クリーニング店さんで客単価が1万円を達成するためには、どうすればいいのか?
客数が減っている今、お客様にどう喜んで頂き、諭吉を気持ちよく出してもらうかが、重要ですよ。
ちなみに、先日、ダウン2着とスキー上下、ズボンの5点をクリーニングに出して、諭吉では足りませんでした。気持ちよく提案に乗ってしまったからなんですよね。
ここに答えがありますよ!!
本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
石井文泉堂 石井康裕