まいどです。クリーニング専門の印刷会社の石井(社長)です。
最近、ちょっと良くなっていそうなクリーニング業界ですが、実際の点数の動きはどうなのか?
2019年~2022年の9月ー11月の3ケ月の出荷数を、2019年を100として、どこまで戻っているか、当社の数字を調べて、ビックリしました。
マーキングタグの出荷数は、去年の秋と今年の秋では全く同じで、2019年対比は75%
指示タックの出荷数は去年の秋よりさらに減って、2019年対比は83%
こんな数字を見て、ビックリしてしまいました。
実は2022年4月に10%の価格改定をしたのもあって、売上の数字は回復しているように見えていました。でも実のところ、点数は全然、戻っていません。
この数字から振り返って気づいたことがあります。
実はこの秋からコロナ前の売上を越したクリーニング店さんが出始めました。
そういう所の共有点は2年で25%以上値上げしている(10%+15%など)場合が多いってことです。
点数が25%減でも単価が25%アップしていたら、売上はコロナ前に戻りますよね。
ま、そんな簡単な話でもないですが、、、、
当社にはそろそろ来年の値上げの相談がきています。
その場合の時期は、早ければ早い方がいいとお伝えしています。
福袋とセットで1月からするか、福袋が終わった2月からするか、遅くても3月までにはやりましょう!って答えています。
あなたのお店、来年の値上げはどうしますか?
安易な値上げは客離れをおこすリスクもありますが、クリーニングってワイシャツ以外の値段はあまり知られていないので、やりやすい業界でもあります。
さて、どうしますか??
(追記)
菅先生の値上げの考え方を加えておきます。
これを読むと値上げにたいして真摯な気持ちになれますよ。
本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
石井文泉堂 石井康裕