まいどです。クリーニング専門の印刷会社の石井(社長)です。
少し前のブログ「紙媒体の方が、電子媒体より利用率が高いことが、研究結果で出ていました。」でお伝えしましたが、ここぞって時は紙媒体は重要です。
紙媒体のメリットについて、この研究結果でこちらの2つを上げていました。
●その後の追跡調査で、はがきでクーポンをもらった人はクーポンの内容に対する理解度が電子メールに比べて高いことも判明した。」
●更にコスト面でも印刷物を作るコストと待される利益を推計すると、利益がコストを上回る可能性が示されたほか、印刷物はブランドへの愛着の低い顧客に特に効果があることも分かった。
この「印刷物はブランドへの愛着の低い顧客に特に効果がある」が非常に印象に残っています。
春にクリーニングチラシは必要ってことですよね!!
では、クリーニングのチラシを春にするとして、「いつ」「どんなもの」がいいのか?
これを考える時に、DMと公式LINEの配信をやっているか、やっていないかで、答えは全く変わります。
春にお客様に来て欲しいと思った時に、未来店客(新規客)に来てもらうより、過去に来店してくれたお客様に来て貰う方が、5倍くらい簡単です。
そのことは、AIも教えてくれています。検索するとこんな風に出てきました(w)
新規顧客の獲得コストは、既存顧客の獲得コストの5倍程度かかると言われています。これを「1:5の法則」といいます
なので、3月上旬から公式LINEで告知を始め、春の繁忙期が始まる3月下旬、今年なら3月20日~31日くらいにDMを送り、既存客の来店を促します。
では、チラシの目的は何なのか?
お店をお祭り的に賑やかに出来るメリットもありますが、目的は「新規客獲得」ですよね。
となると、お客様がもっとも衣替えしないと!!って思う時期=4月上旬~中旬にポスティングすることが、もっとも新規客を獲得出来ます。
新聞折込は、今、購読者数が激減していますので、情報が伝わりにくいです。新規客獲得に絞ると、新聞折込よりポスティングの方が、効果は5倍以上、出ています。
なお、チラシの有効期間は短期よりも長期の方が、新規客を獲得しやすいです。
有効期間を長期にするとき、ラッキー割引を防ぎたいので、チラシでの割引の方法は「クーポン」をオススメしています。
そしてチラシには割引情報だけでなく、そのお店のこだわりも必ず載せてください。
スーパーなど商品が同じ場合は価格だけでいいですが、皆様の提供する品質やこだわりは他のお店と一緒じゃないですよね。
「印刷物はブランドへの愛着の低い顧客に特に効果がある」
と上智大学などの研究チームの研究結果でも出ていましたからこそ、皆様の提供する品質やこだわりをチラシに入れ込んでください。
これらのポイントをまとめると、
1)時期は4月上旬~中旬
2)ポスティングで告知
3)クーポン付のチラシ
4)品質やこだわりを入れる
がチラシ作成するときに注意して頂きたいことです。
で、改めて、一からチラシ作成について、長時間、考えてみたのですが、結局は、A4縦半チラシか三角くじチラシが、理にかなっているってなりますね。
今年、新規客の獲得を強化したい方は、三角くじチラシにトライしてみませんか?
本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
石井文泉堂 石井康裕