気持ち悪い配色を目指して…ゲバ。

石井文泉堂のシゲエダです。

現在進行中のチラシでお客さまに、こんなことを言われました。

お客さま
「気持ち悪い配色にしてほしい!ゲロゲロってなる感じで。」

写真

シゲエダ
「難しいこと言うゲバ。
そんなこと言われたことないゲバッ!」

お客さま
「ウチのコンセプトは
なんじゃあのお店は!?ってなる感じを目指してるから。」

シゲエダの心の声
「なるほど…。王道とは違うコンセプトだからこそ
逆に人の印象に残るのかもしれないゲバね。」

写真1

シゲエダ
「がんばってみます!ゲバ!ゲバ!」

つい、気持ち悪い話になるとゲバゲバ言っちゃいますね(笑)

普通、
配色計画を行う上で、基本的には
まずベースカラーを決めます。

お店のテーマカラーがある場合は、その色がベースカラーになる場合が多いです。

次に、そのベースカラー以外の面積に使うカラーを決めます。
メリハリをつける為、ベースカラーに調和する
薄いめだったり淡いめのカラーになる場合が多いです。

次に、インパクトをつける部分のカラーを決めます。
つまり目立たせたい部分、例えばクーポンの部分だったり
半額!とか30%OFF!の色です。
赤ベースが一般的には多いですね。

それらをバランスよくレイアウトするのが
基本的な配色計画の考え方だと思います。
4色カラーだからって色んな色を使いすぎないのがコツです。
使いすぎるとゴチャつきがちです。

今回の件は、ベースカラーは決まっていますが
上記の基本的な考え方とは逆の配色をしながら
あえての気持ち悪い配色を狙いつつ
でも気持ち悪いから、やり過ぎないそんな感じで作ろうと思います。

でも色の気持ち悪いって!?

その前に気持ち悪くない自然な配色といえば
ナチュラルハーモニーという言葉があり
太陽の光が当たった色の状態で自然な色の配色です。
暖色系、特に黄色を強め、寒色系を弱めます。

その逆の配色で
コンプレックスハーモニーという言葉があります。
人工的で見慣れない配色のことです。

このコンプレックスハーモニーを作るやり方は
ナチュラルハーモニーの逆で
青を強くすると
ボク達が普段あまり目にすることのない配色になり、
それが気持ち悪いってなります。

名称未設定-1

大げさにやると、こんな感じゲバ。キモッ!

でもチラシには余りにも気持ち悪すぎるし
今回のベースカラーは赤なので
赤の中にポイントで青をアクセントにすることで
ややキモい…そんなところを狙いたいですね。

気持ち悪いで人に印象づける…。そんな考え方もあるんですね。

それでは。


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする