まいどです。クリーニング店専門の印刷会社の石井(社長)です。
10月から最低賃金が上がりましたよねぇ。
時給をどんどん上げても、配偶者控除の上限が変わらなかったら、パートさんの働く時間が短くなるだけで、収入は変わらないのにねぇ。
朝からヨメとこのことを話していて、「38万円の控除は大きい!」という明らかに誤解している口ぶりを聞いて、ちょっと訂正しました。
「38万円、返ってくるわけじゃないよ。所得税控除なんでだいたいその10%の38,000円やよ!」
税金は難しいですねぇ。「103万円の壁」の本当の意味なんてなかなか理解できないと思う。私はこっちはまあまあ仕方ないかな??って思うんですけど、社会保険に入らないといけない130万円の壁の方はしんどいですね。103万円~130万円の間は、少し手取りが減る程度ですが、130万円を超したら、200万円を超えないと手取りは減るし、会社側も迷惑。こっちを何とかして欲しいのですが、財源の足りない社会保障の部分はますます取り立てが厳しくなるかも??なんて思っています。
さて、時給25円UPに対して売上はいくら上げないといけないのか??本題に入ります。
例えば、1日11時間、月30日空いているお店だと、労働時間は330時間ですね。
ということは、330×25円=8250円 賃金があがります。
クリーニング業界の粗利は低く見積もったの指数でも60%(私は粗利70%で計算することが多い)なので、8250÷0.6=13750円
つまり月の売上が13,850円上がるだけで、25円分の時給UPはカバーできるのです。
時給25円UPは大変な数字ですが、こういう風に計算すると意外と「あれ?」という数字です。
と、こんなことを書くと色々なツッコミが来そうですが・・・・(笑)
ちょっと前のブログで東田さんと國重さんがこんなメッセージを上げてくださっていました。
人件費UPをカバーするのにもっとも早い策は「値上げ」による売上UPです。
でも、値上げして売上が下がったら意味がありません。だってクリーニング業界は粗利60%の業界ですから・・・・。
皆さん、値上げを安易に考えすぎです。値上げをすると必ずお客様は減ります。
それを前提に、新しいお客様を呼べる策と、今のお客様に対し値上げを理解して頂ける関係性作りをしないで「値上げ」なんて、無謀です。
私の場合、結局、この式に戻ってくるんですね。
有効会員数、来店回数、客単価をどうやってあげるのか?
考えてみて下さいね。
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あ、ポスティングの神、岡本さんの声が聞こえる(笑)
「そんなの、A4縦半チラシを作って、毎月、配ったらいいじゃないですか?」
・・・・・あ、これ、私の妄想ですよ(笑) 岡本さん、また使ってスミマセン!!
でも、こんなチラシを作ってポスティングしたら、
◆新規客とご無沙汰客の来店で有効会員数がUPする。
◆既存客がクーポンを持って来店されるので、来店回数が上がる。
◆裏面のしまいこみカバーの購入などで客単価があがる。
岡本さんが答えを出して下さっています。
あとはやるだけなんですけどね。
A4縦半チラシについて、詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
石井文泉堂 石井康裕