限界値と損益分岐点を知る

まいどです。クリーニング店専門の印刷会社の石井(社長)です。

先日、税理士の寺島先生に、損益分岐点の算出について習いました。それをクリーニング店さんの数字に置き換えてみるとこうなります。

点単価400円、点数2万5千点、売上1000万円のお店の例です。工場原価を40%の160円、固定費を500万円とした場合の、利益0になる数字を求めてみて、色々と怖くなりました。

特に単価が下がることは怖いですね。たった10%下がるだけで、利益は0になります。

でも、それ以外の3つのファクターは余力がありますね。

■数量は17%下がって利益=0

■人件費など固定費が20%上がって利益=0

■材料費など製造原価が25%上がって利益=0

これらの計算をした結果、単価が経営に一番影響を与えることがわかりました。

では、単価を上げた時、どれくらい点数を減らしても大丈夫なのかも計算してみました。

■単価を10%上げた時・・・・点数は14%減までOK

■単価を20%上げた時・・・・点数は25%減までOK

単価を上げるって大切ですね。当社も上げないといけませんね。

本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

石井文泉堂 石井康裕


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