円引きと%引きは、どちらがいいのか?

まいどです。クリーニング店専門の印刷会社の石井(社長)です。

当社の販促企画には次の2種類があります。円引きと%引きですね。

円引きは、

■5000円以上で1500円引き=30%引き

■3000円以上で700円引き=23%引き

■1500円以上で300円引き=20%引き

です。ドライ単価は700円くらいなので、点数縛り+%引きと比較すると

■7点以上(約4900円)で30%引き

■5点以上(約3500円)で20%引き

■3点以上(約2100円)で15%引き

なので一見、変わりません。それどころか、「円引き」の方は、5000円は30%引きですが、4800円だと700円引きなので、15%でしかないというメリットがあります。

割引きしすぎないという点では「円引き」が良いのですが、当社の企画を採用頂いているクリーニング店様の多くには、会員割引きがあります。

会員割引きと言っても、割引きするための準備という側面が強く、10%値上げして10%会員割引きするというものですが・・・・。

この場合、実質の割引き率は、

■7点以上(約4900円)で、20%+10%=30%引き

■5点以上(約3500円)で、10%+10%=20%引き

■3点以上(約2100円)で、5%+10%=15%引き

と、20%、10%、5%しかい引いていないのに、30%、20%、15%も引いているように見える。このようなイメージ割引きにしているのが私の販促手法です。会員割引きのあるお店で「円引き」を採用すると、会員割引きから引くのでダブル割引きになるので、%引きに比べて割引き率が高くなってしまいます。

なので、会員割引きがないお店は円引きが良く、会員割引きがあるお店は%引きが良い。それが私の考え方ですが、いかがですか?

割引きは一見、お客様がトクしたように感じられて、こっちもトクする内容じゃないと面白くないですね。そんなことを考えて、企画してみてくださいね。

本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

石井文泉堂 石井康裕


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