販促はメディアミックスで効果が倍増

まいどです。クリーニング専門の印刷会社の石井(社長)です。

販促はメディアミックスで効果が倍増します。下記5つを全てやることで、大きな集客力になります。

■のぼりはなぜ、同じものを4本セットで定期的に変えた方が良いのか?

クリーニング業は地域密着業です。お店の前を通っている方をお客様に出来るとリピート率が高く、売上が伸びやすくなります。そのためには「ここにクリーニング店があるよ」と知らせる必要があります。お店が大きく目立つと視認性は高くなりますが、それは出店までの話ですよね。今ある既存店の視認性を高めるためには、「のぼり4本を定期的(1ケ月に1回程度)に変える」ことがよい結果を出しています。まずのぼりは、同じものを4本以上立ててください。のぼりに統一性がないとお店にバラバラ感が出てしまいます。逆に同じのぼりが軒先に4本以上なびいていると、目立ちます。そんな目立つのぼりが毎月毎月変わると、お客様の目を引く効果があります。お客様を呼ぶ前にお店を知ってもらう必要がありますよね。そのためには「同じのぼりを4本セットで定期的に変えた方が良い」のです。

■お客様のスマホに情報を届けるためには?

お客様がクリーニング店を探すとき、スマホで「クリーニング+(地域名)」と検索することが多いです。この時グーグルで検索するお客様が多く、グーグルビジネスプロフィールが検索上位に出てきます。お客様のスマホに情報を届けるためには、グーグルビジネスプロフィールの対策・強化が必須となってきます。では、そのために何をやったらよいかというと、継続的な投稿(月1回以上)と良い口コミを多く集めることの2つです。これらは自分でやろうと思えば出来なくもないですが、パソコンの知識とデザインセンスが必要なので、よっぽどそういうことが好きな方でないと、尻切れトンボになってしまうことが多いです。石井文泉堂では、グーグルビジネスプロフィールの立ち上げ・更新のサポートも有料で行っています。詳しくはこちらをご覧ください。

■メールやLINEで届ける情報の頻度はどれくらいがオススメなのか?

最低でも月2回は送ってください。多くても月4回までで押さえた方が良いと考えています。月2、月4は曜日を決めて、月3は日を決めて送るのが良いです。
当社のオススメは毎週金曜日に、情報→割引→情報→割引→と変えて送り続けることです。月2回の割引クーポンは、単品割引1回、全体の点数縛り1回を、月2回の情報はニュースレター的なものを送ることをオススメしています。
なお、クリーニング店さんが割引クーポンや情報を無理なく継続して送れるよう「もりもりデジタルパック(月額4400円)」というコンテンツ販売サービスも行っています。詳しくはこちらをご覧ください。

■もうチラシはいらない?

クリーニング業界もネットでの新規集客率が増えています。だから「もうチラシは必要ない」なんてことを言っている人もおられますが、それは大間違いです。ネット集客すると遠方からわざわざ来てくださり、仕上がりも喜んで頂けるのでそのお客様が印象に残りますが、遠方のお客様の多くが1回限り、もしくは年数回程度しか来店して頂けません。クリーニングは持っていき、取りに行かないといけない面倒くさい行為です。だからこそ、「近い」はリピートするのに重要な要素です。近隣300m商圏の占有率を50%以上に高めることが、クリーニング店にとっても、利用するユーザーにとっても幸せなことであり、そのためには、1年間に12回、300m商圏のお客様のポストにチラシを入れ続けることが必要不可欠です。
なお、新築マンションが近隣に建ったら、毎週金曜日の夕方にポスティングしてください。3ケ月=12回、入れ続けるだけで、50%の方がお客様になってくれます。
近くのお客様を掘り起こす手段は、チラシが今も一番効果が高いです。

■DMをメールやLINEに変えたら売上が下がった。

印刷代や郵送費を下げたいからDMを辞めてメールやLINEに変えたいと思っている方も多いですが、それで上手くいくことはほとんどありません。その理由は2つあります。1つはメールやLINEの名簿を十分に獲得出来ていない(十分獲得できる=有効会員の60%以上を指します)もうひとつは販促の継続期間が違うからです。クリーニングの来店頻度は月1回があるか無いかくらいです。一方、メールやLINEが覚えてもらえている期間は3日程度。来店頻度と記憶期間のズレが、売上を落とす原因になります。一方、DMは紙の存在があるので3ケ月以上も記憶に残ります。DMは売上を作る最強のカードですからコストをかけるべきで、それを安易に経費削減と言ってメールやLINEに切り替えるのはオススメできません。ですがメールやLINEを否定もしていません。DMは郵送費が高いので、その経費を削減するためにも、郵送する2週間前に、メールやLINEでDMを店頭でプレゼントをしていることを告知するのは、良い案です。また各種企画の締め日3日前にメールやLINEでその事を告知すると、最後に爆発します。息の長い紙媒体と瞬発力のデジタルツールを上手く組み合わせてください。

営業先でお客様に話していることをまとめてみました。こういうことを考え、やってみてくださいね。

本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

石井文泉堂 石井康裕


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