まいどです。クリーニング専門の印刷会社の石井(社長)です。
色々な方とお話して感じることの一つに「めっちゃ頑張っておられていて、でもしんどそうだなぁ」っていうのがあります。
頑張って仕事が取って、ますます忙しくなって自分の首を締める。
そんなドMなことをやっている人のなんと多いことか、、、、
ま、私もどういう道を辿ってきた一人ですけどね。
当社の売上って、過去に年商6千万円→2億2千万円まで一気に上げたことがあります。
それもたったの7年で、、、、
あの時は人もいなく、心にゆとりもなく、会社はギスギスしていました。
特に部下に仕事を振るのがストレスでした。
なんで、こんなことも出来ないの、出来ないの、、、出来ないの、、、、、、
イラっとするので自分で全部抱え込んで、毎晩10時まで仕事をやっていました。
そんな時に私の心を開放してくれた言葉が次の2つです。
■部下2倍の法則
■自分が苦手なことが部下も苦手とは限らない
部下に仕事を頼んだ時、自分が好きな仕事と苦手な仕事なら、どっちを頼んだ方が良いと思いますか?
これ、絶対に自分が苦手なことなんですよ。
自分が好きなことで変なことをされるとめっちゃ気になりますが、苦手なことならやってくれるだけで「ありがたい」って思えます。部下ってこっちの気持ちを読み解くもんなので、「ありがとう」って言いやすい仕事から振っていった方がいいです。それに、自分の苦手な仕事が部下も苦手とは決まっていませんしね(w)
次に「部下2倍の法則」ですが、これって、心理的な話なんです。
部下の仕事が出来ないって悩まれる方が多いですが、もし自分より仕事が出来る部下が入ってきたらそれって嬉しいですか?それとも鬱陶しいですか?
今の私なら、ぱっぱと社長を譲って次のステージに旅立ちますが、仕事のできる部下って自分の居場所を取る存在でもあります。
部下って自分より経験が少ないのですから、仕事が出来なくて当然なんです。
だから「部下を変えよう」と思うことがまず、ダメなんだと思っています。人なんてそんなに簡単には変わりませんしね(w)
過去と他人は変えられない。未来と自分は変えられる
「自分の気持ちを考え方を変える」ことがまず肝心です。
だから2倍の法則=部下は自分ができる半分が出来たら十分って、思うようにしています。なので評価は基本2倍です。
あ、まだまだ30点の仕事しか出来ていないな!って思ったら、2倍して60点。まあ合格かな?
40点くらいの仕事が出来るようになったら、2倍して80点。優秀やん!
50点くらいの仕事が出来るようになったら、2倍して100点。アンビリーバブル!!
って心の底から思っていますよ。部下ってこっちの気持ちを読み解くもんなので、まだまだ50点って思っているか、アンビリーバブル100点って思っているかも肌で感じます。
人って褒められた方が伸びるもんなので、強みを見つけて褒めることが上司の仕事であり、楽しみでもあり、それが一番、自分の仕事からの開放にもなります。
なので「仕事を部下に頼む順番」は、自分が苦手なこと、そして褒めやすいことから選んで渡してくださいね。
最後に、、、、
林先生と森岡さんのこの対談動画は、ご覧になることをオススメします。
特に定数と変数の話が好きです。定数を触ろうとしている人のなんと多いことか、、、、
本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
石井文泉堂 石井康裕