まいどです。クリーニング専門の印刷会社の石井(社長)です。
去年のブログを読み返していて「デカDMを84円→57円で送る方法を教えてもらいました。」は、今すぐ、皆様をお伝えしたいと思い、最後、このことを書かせて頂きます。
まず、デカDMって言葉、ご存知ですか?これは、ぶんちゃん研修会で生まれた言葉だったように思うので一般的な言葉ではありません。封筒サイズのDM、それをデカDMと呼んでいます。
はがきやお手紙を郵送する時、サイズによって郵送代が異なります。
■はがきサイズ(100✕148)63円
■封筒サイズ(120✕235)84円
■A4サイズ(210✕297)120円
デカDMは、情報量を増やすことが出来ます。なんと入れられる情報量は4倍になります。しかし、郵送代が21円、高くなります。
※印刷代は、DMもデカDMを当社は3500枚以下は同じ価格にしています。
でも、このデカDMが62円(値上がりしていました)で送れる方法があるんですよね。
それがこちら、「郵便区内特別郵便物」という方法です。
これ、仕組みが複雑なので、理解するのに時間がかかったのですが、めっちゃ得なので、ゆっくり解説しますね。
まず、「郵便区内特別郵便物」なのですが、
同一差出人から差し出される定形郵便物または定形外郵便物で、同時に100通以上差し出す等の条件を満たし、同一の郵便区(集配郵便局ごとに定められている配達区域)内のみでその引き受けおよび配達を行う郵便物を、割安な料金でお届けする郵便物
とのこと。
この仕組みを使うと、100通以上で割引してもらえる(1000通以上でさらに割引大)点がポイントです。
その条件が【同一の郵便区(集配郵便局ごとに定められている配達区域)】なんですが、何をもって同一の郵便区というか、ここは是非、ご近所の郵便局さんに聞いてみてください。
でもねーーーーこれ、郵便局さんに問い合わせても回答があいまいなんです(w) あまり使われていなんでしょうね。近いところなら大丈夫です、、、みたいな回答もあったのですが、正確な答えが「同一の郵便区とは、郵便番号の上5桁の数字が一致する地域のこと」です。
そこが同じ郵便物は100通以上だした場合、84円→70円になります。
こんな風に印字することで、「郵便区内特別郵便物」扱いにしてもえらうことが出来ます。
デカDMは封筒サイズで25g以下なので、形状、重さは「郵便区内特別郵便物」の条件をクリアーしているので、ここから、62円まで値下げしてもらうためには、3つのハードルをクリアーしないといけません。
1)1000通以上、まとめてだすこと
2)配達まで、通常の送達日数に加えて3日程度の余裕を承諾することができること
3)差出郵便局は、別に定める郵便局であること・・・・取りまとめの大きな郵便局に出す
カスタマーバーコードの印字はしなくてもいい条件もあるようです。
詳しくはこちらのサイトをご覧ください。但し、めっちゃややこしい書き方なので、郵便局の営業さんに問い合わせた方が無難です。
※上記3つのクリアーは簡単です。それより、郵便番号の上5桁の数字が一致が完全に出来ない場合の郵便物についての取り扱いの方が難しいですね。
通常サイズのDMでは必要のなかった「郵便区内特別郵便物」ですが、デカDMになって、使える可能性が出てきました。
これはまず、こちらの深い理解と郵便局さんとの連携が必要で、なかなかに使いにくいサービスです。
でも郵送代が84円→62円になることは魅力です。地域密着業のクリーニング店さんなら使える可能性がありますので、是非、調べてみてくださいね。
本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
石井文泉堂 石井康裕