まいどです。クリーニング専門の印刷会社の石井(社長)です。
今、日本はインフレで不景気です。それは異業種交流会に出て、より強く感じています。
この秋のクリーニング業界は、残暑の厳しさもありますが、厳しい数字と聞いています。
そして「クリーニングに出すものがない、、、、、。」それが、私自身の身に起きていることです。
最近、お客様とよく話するのが、ニットの話です。
ニットって、着用しているうち、何%くらいがクリーニングに出ていると思いますか?
10%?
20%??
・・・
・・・
・・・
それを弊社のスタッフたちに聞いてみました。
ここ1年間で、ニットをクリーニングに出した枚数は何枚ですか?
その答えですが、弊社のスタッフ16人、全員をあわせて、ここ1年間で、ニットをクリーニングに出した枚数は「0枚」でした。
では、なぜ、出さないのか??
私は昔に嫌な臭いがついて返ってきたことがあって、それから怖くて出せません。
家で洗っても洗えないことはない。家で洗うと少なくとも嫌な思いをすることはない。
そこが私の理由です。
でも、私の家で洗っているガサガサのニットをクリーニング店さんに出して、色が深くなり、手触りがよくなり、ふんわりして感動できたら、それからは出すと思いますが、そのきっかけが貰えない間は出せないし、「色が深くなり、手触りがよくなり、ふんわりするニットに出来る?」って聞いても多くの方が、自信なさげな返事をされるので、ますます、出したくなるんです。
こういう所だと思います。
洗濯機に対し、圧倒的な差が出る商品作りが大切です。
是非、そういう所も意識してみてください。
本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
石井文泉堂 石井康裕