まいどです。クリーニング専門の印刷会社の石井(社長)です。
製造原価がいくらで、それが単価の何%か、ご存知ですか?
こういう計算式で出すことが出来ます。

年間数量、年間売上、店舗家賃や人件費などの固定費、利益の数字を入れると製造原価は出ます。
この4つの数字がわかれば、製造原価は出ますが、固定費を出すのが難しいですかね?
でも、ここを知っておくと、値上げしやすいです。
一度、決算書とにらめっこしながら、固定費を出してみませんか?
※上記のエクセルシートが欲しい方は、HPの問い合わせに入れてくださいね。
なお、これをやると「限界値と損益分岐点を知ると、やっぱり値上げですね。」のブログがよりわかりやすくなります。
(追記)
11月26日にクリーニング展示会に行ってきて、乗本さんのセミナーを聞きました。
「1点製造原価から考える儲かる経営」の話を聞きました。
1)製造原価の4倍の売上を作ることを第一目標にする
2)その売上にいかないなら、製造原価を下げる努力をする
3)それでも製造原価が下がらないなら、1点製造原価の4倍の点単価にする
シンプルでわかりやすかったですが、その基本となる製造原価がなかなか出せないと思って、今回のこのブログを日曜日に書いて、東京に出て来たのですが、、、、
「製造原価原価報告書」の金額を年間点数で割ったら、1点製造原価が出ると言っておられました。
え、、、、、「製造原価原価報告書」ってあるんですか?私、見たこと、無いです。
きっとここが、儲かっている会社のやっていることなんでしょうね。
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10年くらい前に、ある会社さんで教えて頂いた1点製造原価は、ワイシャツが70円、ドライが120円でした。
2018年5月12日のブログ「ワイシャツとズボンのおおよその製造原価は?」でその原価を出した根拠を書かせて頂きました。
この当時から7年立ち、色々と値上がりしている中で、今回のシュミレーションで出した原価180円は、結構、良い線にいってそうですね。
原価180円ということは、儲かるのに必要な点単価は、4倍なので720円。
業界の点単価はまだまだ儲かる基準に対し、低いってことなんでしょうね。
これが乗本さんのセミナーを聞いて感じた、私の感想です。
乗本さんの話はシンプルで、わかりやすかったです。
本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
石井文泉堂 石井康裕