まいどです。クリーニング店専門の印刷会社の石井(社長)です。
今日はでライバル店の出店対策(その2)について書かせて頂きます。
出店対策として、3つのステージがあります。
(1)ライバル店の出店をオープン前に気づいて対策
(2)ライバル店の出店をオープンで気づいて対策
(3)ライバル店の出店後、自社の売上が下がってから対策
では、【ライバル店の出店に気づかなかった場合の対策】について書かせて頂きます。
まず、自分の努力不足に反省してください。だって、ライバル店の出店なんて求人情報をみていたら気づきますからね。あなたの努力不足をまず認め、大変な事態を引き起きたことの対処を冷静に考える必要があります。
ライバル店の出店対策のゴールはそのお店の閉店です。でも、もうオープンしちゃっているのですから、仕方がありません。まず、点数&客数調査が必要です。
毎週月曜日にワイシャツを1枚、持っていってください。すると伝票から点数と客数が見えます。また、ワイシャツを1枚出すだけで、相手のお店が何をやっているか見えます。
まず、ワイシャツ回数券の販売から対策はスタートしますが、ライバル店の出店後にワイシャツ回数券をちょこっと安く売ったくらいでは意味が薄いです。ここは仕方がないので、大メスを入れます。
例えば自社のワイシャツが180円でライバル店のワイシャツが98円だったとしましょう。6冊以上のまとめ売り限定でライバル店のワイシャツ価格の下をくぐります。
正直、こんな安売りなんてしたくないです。でも、ワイシャツ点数が減り、有効会員数が減ると売上は必ず減ります。それくらいワイシャツ客は大切です。まず、自社のお客様を守るため、ワイシャツ回数券を6冊以上販売することに力を入れます。
それと平行して、A4縦半チラシのクーポンチラシで、周年祭「半額」+「ワイシャツは回数券を購入して下さると95円」のような企画を作ります。
そして、チラシが出来上がったらライバル店の回り300m&そのライバル店のポストに、それから毎週、12週間、チラシをポスティングします。
これくらいやったら、初動の失敗もなんとか挽回できます。特に大切なのが「ライバル店のポストに毎週チラシを入れるコト」です。「めんどくさいエリアに出店してしまった!」と後悔してくれたら、売上が上がらなかった時の言い訳になり、閉店が早まります。
ここで一言だけ小言を・・・・。ライバル店の閉店に気づかなかったあなたが悪いのですよ。だから、3ケ月間はふんばって、毎週毎週、12週間、A4縦半チラシをポスティングしてくださいね。
本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
石井文泉堂 石井康裕