まいどです。クリーニング店専門の印刷会社の石井(社長)です。
今日は、ワイシャツとズボンのおおよその製造原価について、検証してみますね。
■ワイシャツ
時給1000円のパートさんが1時間に40枚、仕上げられるとすると、仕上げが25円です。洗いの洗剤代、上下水道代、燃料費、ハンガー、ポリなど材料費で25円。これに設備の減価償却費20円を足すと、70円の±10円くらいがワイシャツの製造原価と考えています。
■ズボン
時給1000円のパートさんが1時間に20枚、仕上げられるとすると、仕上げが50円です。洗いの洗剤代、溶剤代、燃料費、ハンガー、ポリなど材料費で50円。これに設備の減価償却費20円を足すと、120円の±10円くらいがズボンの製造原価と考えています。
※簡易式計算ですので、細かい計算は、それぞれでお願いします。
クリーニング業界って製造原価率が低く、利益率が高いこと、ご理解いただけたでしょうか?
1点をお預かりするときの利益額を考えると、「ズボン」を集めることが、クリーニング店を安定して経営する上で、大切ですね。
ズボンを集めるために3つの施策として
■ズボンを洗う必要性を伝える。(購入はこちら)
■ズボン回数券で囲い込む(購入はこちら)
■汗抜きの訴求で来店頻度を上げる(購入はこちら)
の3つを中心に、行っていますよ。是非、やってみてくださいね。
本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
石井文泉堂 石井康裕