まいどです。クリーニング専門の印刷会社、石井文泉堂の石井です。
石井文泉堂では、クリーニング用タック・タグ、伝票など消耗品の製造から、チラシ・ ポスターなどの販促物の企画・印刷まで幅広くクリーニング店様に貢献いたしております。
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儲かる経営とは!!
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儲かるって何でしょうか?
□売上が上がることですか?
□利益が出ることですか?
□現金が残ることですか?
私は父の後を継ぎ、34才から石井文泉堂の社長をさせて頂いていますが、最初は経営もお金の流れもよくわかっていませんでした。
今、社長歴8年。税務署さんの調査も3回体験し、色々なことがわかってきました。
一番最初に困ったこと、それは「法人税を払うお金がない」ことでした。
私が入社した当初は赤字の会社でしたので、その赤字の繰り越しがあり、法人税を払う必要がなかったのですが、私が社長になった年は、調子に乗って売上も伸ばし利益も出たのですが、法人税のことなんて全く頭になく、確か600万円くらい利益が出ていたので、法人税は40%の240万円。そんなお金なんて、どこにも用意していなかったので、むっちゃ困ったことを覚えています。
その次に困ったのは利益が出ているのにお金がないことでした。
もともと父親は石井文泉堂をたたむつもりだったらしく、設備投資をしていませんでした。なので機械は老朽化していました。そこから16年間で9台の機械を買いました。多分1億円くらいはお金を使っています。
設備の減価償却の期間より返済期間の方が長いので、その差額分が利益となります。
このからくりがわからず、社長になって3年くらいは苦しみました。
今、思う「儲かる経営」とは、現金が残る商売の方法です。
売上を上げることも大切ですが、お金の借り方、返し方の勉強や、経費の使い方、そして自分のお給料の決め方や、社会保険の仕組みなど、お金にまつわることを勉強することって大切です。
エル・コーポレーションの瀧藤先生が書かれた
「超かんたんクリーニング業の決算書読み方入門」
瀧藤 圭一 著
出版社名:ゼンドラ株式会社
って本は、そんなことがわかる楽しい本です。
決算書のコトが知りたい方は、入門編としてこれをオススメします。
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます!!
石井文泉堂 石井康裕