割引の善悪!!

まいど、石井文泉堂の石井です。今日は数字のこと、やっちゃいますね!!

*****

割引の善悪!!

割引を行うと、どんないい点があり、どんな悪い点があるのでしょうか?

今日はそんなことを考えてみたいと思います。

通常価格@1000円 原価@400円 1日の店舗経費1万5千円のお店があるとします。

このお店で1日100個、商品が売れた時、利益は

(1000円-400円)×100個-1万5千円=4万5千円 です。

このお店は20%OFFした時、利益が同じになるためには、何個、商品を売らないと行けないのでしょうか?

割引価格@800円 原価@400円 1日の店舗経費1万5千円 利益@4万5千円

(4万5千円+1万5千円)÷(800円-400円)=150個

つまり20%OFFすると、1.5倍も多く売らないと、同じ利益を確保出来ません。

もし30%OFFしたら・・・・!

割引価格@700円 原価@400円 1日の店舗経費1万5千円 利益@4万5千円

(4万5千円+1万5千円)÷(700円-400円)=200個

つまり30%OFFすると、2倍も多く売らないと、同じ利益を確保出来ません。

単なる割引は、自分の首を絞めるだけです。

逆にこのお店で考えないといけない点は限界利益です。

利益0円、ぎりぎりの個数を知っておく必要があります。

定価@1000円で販売した時

(0円+1万5千円)÷(1000円-400円)=25 個 対し、

20%OFF@800円で販売した時は

(0円+1万5千円)÷(800円-400円)=37.5 個 も販売してやっとトントンです。

こんな風に考えると販促のやり方が変わるのではないでしょうか?

今回紹介した数字は、そのままクリーニング業界に当てはまります。

ここから計算すると、1日の売上2万5千円、年間売上900万円が損益分岐点とわかって頂けますか?

1日2万5千円以上の売上をどうやって作るのか??

そこが安定経営のポイントですよ!!

本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます!!

石井文泉堂 石井康裕


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする