パートさんは社長と同じ接客をしなくて良いと思いました。

石井文泉堂のシゲエダです。

おとといの金曜日にあるクリーニング店様へ販促物の打ち合わせに伺いました。

その販促物は経営者の方だけでなく、パートさんの協力も必要だったので店舗にも伺いました。

その時お客様が来られて、一旦会話は中止して接客してもらいます。

ボクはあんまり、クリーニング店の接客を直で見ることが少ないのですが、裏で聞いてるとパートさんも大変だなと思いました。

ボクがお客さんの時はややこしいことをほとんど言ったことがなく、ただ服を渡して、時々汗抜きクリーニングを依頼したり、たまにワイシャツ回数券を買ったりする程度だから色んなお客さんがいるっていうのがあまりピンとこなかったです。

その時のお客さんはお酒を吐いてしまって服に付いてしまったと、それはどう処理をすればいいかなんてパートさんは分からないだろうなと思いました。

なぜならパートさんはつい最近までお客さんだったからです。お客さんと同じレベルの知識です。

しかし、最低賃金も上がって時給を上げざるをえないとなるとパートさんに求められる技量もどんどん高くなっていきますよね。

その時はたまたま社長が居ましたので詳しい説明が出来ました。

でもつい最近までお客さんだったパートさんに社長と同じような詳しい説明は非常に難しいと感じました。社長は子供の頃から工場やお店を手伝い始めているから30年近くもクリーニングに携わっていますが、そのパートさんは1年かそこらです。かなうわけがありません。

クリーニング店で働く以上は一定の知識は身につける必要はありますが、逆にお客さんに近い立ち位置なので、お客さんの気持ちが分かるんじゃないのかなと思います。

お客さんの困りごとに聞いてあげたり、お客さんのことを思って自分の言葉でオススメしたりするといいんじゃないのかなと思いました。ボクが書くのはおこがましいですが(汗)

このクリーニング店に行った前日に、先日の高田さんとボクのセミナーに出席して頂いた社長の会社へ訪問し、そこで他のスタッフにも説明しないといけませんでした。そこでスタッフさんに伝える時に意識しているのは、自分の体験したことを自分の言葉を使って伝えることです。それがとても良かったと言われました。

この話もパートさんの話も共通するのは「自分の言葉で伝える」ってことが大事だなと思いました。誰かが誰かのようになるというのは不可能ですから。

そんなことを思った今回の出張でした。

現地の美味しい食事が出張の醍醐味です♪

それでは~。


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