ワイシャツ回数券の2月売上に占める割合

まいどです。クリーニング専門の印刷会社の石井(社長)です。

1月の当社の販売実績データを見て、ちょっとびっくりしました。ワイシャツ回数券の販売数がびっくりするほど落ちていました。40%減ですよ!!

当然、この2月はワイ券は売れにくいでしょうから、注文枚数が減るのは理解していますが、こういう分析もできるのですよね。

年商1000万円、点単価450円、ワイシャツ比率40%のお店と仮定しましょう。

このお店の2月の売上は、季節指数5%なので、50万円です。

年商1000万円のお店のワイシャツ回数券の販売目標は100~200枚なので、間を取って150枚とします。

ワイ券を1800円で販売し、150枚売れたら、27万円です。

元々の売上50万円が、27万円足されて77万円になります。

ワイ券の売上って、2月の売上の1/3もあるんですよ。(各自、実際の数字も確認ください)

このワイ券の販売が半分になったら、2月の売上は15%も下がっちゃうんですよ。

スーツやワイシャツが出にくいので、通常でも20%くらい下がっているところに、ワイ券の販売不振が重なると、2月の売上は35%くらい下がっても、それで普通なんですよね。

2月に入って、売上がめっちゃ下がっているという話を聞きますが、ワイ券の予約を取ってしっかり売っていたお店ほど、下がり幅が大きいです。

2月の売上分析をする時は、ワイシャツ回数券の売上を抜いての分析もしておいた方が良いですよ。

本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

石井文泉堂 石井康裕


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