まいどです。クリーニング専門の印刷会社の石井(社長)です。
毎月第一土曜日は経営理念の勉強会を行っています。
今回の発表者は「ホウ・レン・ソウ」について調べ、発表してくれました。
「ホウ・レン・ソウ」、皆様もご存知ですね。
報告、連絡、相談。
ただ、これを誰が最初に言い始め、どんな思いで作ったのかは知りませんでした。
新入社員研修の多くに取り入れられている「報連相」。
この言葉を提唱したのは日本青年会議所の会頭を務め、山種証券(現SMBC日興証券)会長だった山崎富治氏であると言われています。一般的には、新入社員を含めた部下が上司に対して「報告・連絡・相談をしっかりとしなさい」と自発的な行動を促すことを報連相だと認識されています。
しかし、提唱者である山崎氏の著書「ほうれんそうが会社を強くする」(出版:ごま書房)を読めば、報連相が誤った認識で広まっていることがわかります
山崎氏が言っているのは「報告・連絡・相談ができるような風通しの良い環境を作りなさい」ということ。つまり、部下が報連相を行うのではなく、上司が報連相を行うのです。
この部分の発表が私は特に良かったと思っています。
私は常に報告して欲しいとスタッフに言っています。私がいなくても上司に報告して欲しいと言っています。
報告をすることで、責任を分担できるから、必ず、して欲しいと、スタッフたちには伝えています。
報告しないと何かあった時に、フォロー出来ないし、そもそも、報告するためには、そのことに興味を持たないと出来ませんからね!!
ここで言われている「上司が報連相を行うのです。」は、私は結構、やっていると思います。
一方、スタッフたちに対し、ホウレンソウをすると、「キタキタ!!」って思うそうです。
私の相談は、巻き込み系だからだそうです。
でもね、これはこのスタッフが得意そうだから、出来そうだから相談するのでね。
業務として渡されるより、相談として渡される方が私が好きだから、そうするのかもしれませんね。

しかし、この勉強会をするために、毎月毎月、皆さん、色々と調べてくれて、しっかりした発表をしてくれることに、感謝しています。凄いなーーーって、感動しています。
大変だと思いますが、毎月第一土曜日の楽しみなので、これからも期待しています。
本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
石井文泉堂 石井康裕