まいどです。クリーニング店専門の印刷会社の石井(社長)です。
最近、関東のクリーニング店さんから、「どこかワイシャツの下請けできるクリーニング店さん、教えてくれませんか?」って話をよく聞きます。
これも時代ですね。こんな時は、「うちはワイシャツの下請け、○○枚までなら出来ますよ」って手を上げておいたらいいかも?って思いました。
そこで、ちょこっと計算。
ワイシャツを1人1時間で50枚、製造できる工場の場合、下請けが儲かるのか、考察してみました。設備が余っている場合の話です。
ワイシャツの製造コスト70円のうち人件費は半分の35円ぐらいなので、35円×50枚=1750円。パートさんの時給を1000円で計算しても1時間当たり750円儲かります。
さらに、製造コスト70円で、120円で下請けしたら1枚当たり50円なので、1時間当たり2500円儲かります。
ワイシャツの下請けって、「1時間当たり3000円くらい利益の出るおいしい仕事だなぁ!!」って計算上は出ます。
問題は配送コストですね。私の場合、配送コストは1時間当たり3000円で計算しているので50枚の下請けを貰うために配送時間が1時間かかると利益ゼロです。
なので私がもしワイシャツの下請けをするなら、次のような条件を提示します。
1)まずは片道20分以内。10km圏内まで
2)月の平均枚数で下請け金額を変える。
1~50枚@150円
51枚~100枚@120円
100枚以上@100円
3)出来る上限を決める。下請けは2~3社200枚まで、、、とか。
こんな風で通ればOK、通らなくてもマイナスじゃないですから。
あるクリーニング店さんが、いい下請けがないのでワイシャツの機械をいれようかと悩んでおられますが、私は自分で設備を入れ、逆に困っているクリーニング店さんの下請けの仕事をやったら設備費も早く回収できていいのでは??って思っています。
○○さん、この提案、どうですか?
当社には、こんな可愛いポスターもありますよ。
本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
石井文泉堂 石井康裕