石井文泉堂のシゲエダです。
最近はデザイン業務を後輩のコにお願いしてることが多いんですが
ボクの後ろで後輩のコが、お客さんと電話してます。
後輩の太田
「この写真をですね、もう少し引きで欲しいんです。」
「高さが足りないんです。」
正直、電話で高さが足りないって伝わるんだろうかとシンパイ。
チラシに店舗の写真や
シミ抜きのビフォーアフターの写真、
お直しのビフォーアフターの写真、
支給頂くために撮っていただくことが多々ありますが
みなさん、自分のお店や自慢の技術だけあって
好きなアングル、余計な物を切り取ってキレイにフレームに納めて
カッコ良い写真を撮ってくれます。
しかーし!
チラシに使う写真の場合は
引いて撮ってください。
周りに余計なモノが入っても構いません。
チラシだから文字や他のスペースとの取り合いで
写真が入るスペースがいつも同じではありません。
デジカメで撮った時の2:3ぐらいの縦横比の時もあれば
正方形に近いスペースが取れる時、
細い長方形のようなスペースしか取れない時、
画像をトリミングして調整しないといけません。
※トリミング…画像から余計なモノを削除して必要な部分のみを切り取ること。
切り取るってことは画像を減らすことです。
減らすことは出来ますが
写ってない部分を足すことは出来ません。
つまり、こーゆーことです。サンプルで石井文泉堂を使いました。
画像A
フレームに丁度収まるように撮影。
一見、画像Aの方が良い感じですが
実際のチラシには他の入れたい要望も多く
高さ的に小さめのスペースしか確保できず
こんな縦横比のスペース。
この中に写真を入れようってなると
画像Aのトリミング
画像Aを先程の長方形に入れると
写真に余分なスペースがない為、こんな感じに。
アップ過ぎて、どこやねん?て感じですよね。
この状態が画像を足したいってなる時です。
この場合は、先程の太田が電話でやり取りしてた
高さが足りないのとは逆で削れる横が足りないですね。
画像Bはトリミング
画像Bは、削れる余分なスペースがあるから、こんな感じに。
丁度良い感じに収まってますね。
いかがでしたか。
要は加工はコチラでするので
余分なスペースをあらかじめ入れて撮影して頂くと助かります!
ぜひ、みなさん少し遠めから撮ってくださいね。
それでは~。