まいどです。クリーニング専門の印刷会社、石井文泉堂の石井です。
石井文泉堂では、クリーニング用タック・タグ、伝票など消耗品の製造から、チラシ・ ポスターなどの販促物の企画・印刷まで幅広くクリーニング店様に貢献いたしております。
今日は過去のメルマガ「133号」を今風に書き直します。
——————————————————————————————-——————-——-——————-
「儲かる経営をしましょう!」
——————————————————————————————-——————-——-——————-
「儲かる経営をしましょう!」って書きましたが、儲かる経営って何でしょうか?
売上?? いやいや、売上より利益です。
利益が上がればいい?? いやいや、利益より残ったお金です。
お金を残すためには、売上を上げることと同じに経費を下げるコトが必要ですね。
そのためにも、数字の流れを把握する必要があります。
儲かる経営をするために、「数字分析」は必須だと私は考えています。
この表ですね。この「2.月報フォーム」はここからダウンロードできます。
この表に数字を入れたけど、どうみたらいいかわからない・・・。という方のために、少し解説をしますと、
私はまず、「有効会員の推移」を最も大切にしています。
有効会員とは、1年以内に来店のあったお客様数の事です。
会員制度の有無は問題ありません。
会員制度を取っている場合、非会員様の売上もその店舗の売上です。
非会員も含めた、「その1年以内に来店のあったお客様数」の事を有効会員と呼びます。
この数字が増えていると、基本、売上は伸びます。
また、この数字が下がると、売上が下がることが多いです。
有効会員を減らさないために、新規客の獲得や、休眠対策、そして既存客に飽きられないお店作りをするのですが・・・。
実際、色々な会社さんのお手伝いをする時、有効会員の推移を見ていない会社が多すぎる事に驚きます。
有効会員の推移は、販促結果の通知簿です。是非、皆さんも意識ください。
もうひとつ、大切にしている数字が、「1客当り平均年間支出」です。
「1客当り平均年間支出」は、「年間売上」÷「有効会員数」で出ます。
この数字は、その店舗の通知簿ですので、ご注意ください。
「1客当り平均年間支出」は、通常1万円~1万2千円くらいです。
この数字が「低い」=失脚率が「高い」という事になります。
但し、新規客比率が5%以上の数字(通常2~3%)を示している場合、「1客当り平均年間支出」はどうしても低くなります。そこは総合的に判断してください。
※新規客比率とは、「年間新規数」÷「年間客数」×100 の事です。
また、「1客当り平均年間支出」が高い場合も、安易に喜べません。
この数字が高い店舗の多くが、新規客を取れていません。
「1客当り平均年間支出」が1万6千円にもかかわらず、新規比率が3%を越えているようなら・・・。
それは本当に立派な店舗です。
私が理想とするお店とは、下記4つが適っているお店です。
①有効会員数が増えている
②新規客比率が3%以上
③「1客当り平均年間支出」が1万円以上
④(店舗家賃+店舗人件費)が売上の35%以下
このようになれば、「まず間違いなく」儲かります。
理想の「ものさし」があって、それに近づくよう販促をする・・・。
これが私の考える「儲かる経営」です。
数字の分析なくして「儲かる経営」はありません。
そのためにも「月報フォーム」の入力から、是非、トライして下さい。
本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます!!
石井文泉堂 石井康裕