点単価と客単価の違い

まいどです。今日は最近、感じている数字と販促の話です。

◆売上÷客数=客単価

◆売上÷点数=点単価

この計算式は皆さん、ご存じと思いますが、実はこの計算式の片一方って、クリーニング業界特有ってご存じですか?

客単価は、どの業界でも意識していますが、クリーニング業界以外で点単価を意識している業界って、私は知りません。というか、クリーニング業界が特殊なんですよね、高いモノと安いモノの差が10倍くらいしかなく、ワイシャツ、ズボン、上着の3種類だけで、総点数の70%も締める偏った商品群の業界は・・・・。

クリーニング業界は主要3品目の生産性が大切なので、工場主体で物事を考える場合が多く、その場合は確かに「点単価」を意識するコトも大切ですが、「点単価を上げたいならワイシャツを減らせばいい。」なんて裏技もあります。点単価を上げることは、あくまで内々の考え方とし、販促を考える時には客単価と客数を意識した方がいいと思っています。

もし、私が販促を見直すとしたら、次の順番かな?って思っています。

1)客単価UPのための点数縛り

2)来店回数UPのためのクーポン(DMを含む)作成

3)来店回数UPのための休眠対策

4)来店回数UP&新規客獲得のためのチラシポスティング(A4縦半チラシ)

5)新規客固定化のためのお手紙作戦

6)売上上位10%のお客様と徹底的に仲良くなるためのニュースレター

最近、高田さんの話がよく話題となり、ニュースレターのことを伝える場合が多いですが、それは当社がサポートしているお客様が、もうすでに1~4の仕組みが完成し、次のステップに進まないといけない時期になっているだけで、手がける販促の順番は上の通りだと思います。

半年に1つづつ入れていく感じで進めないと、お客様もスタッフさんも戸惑うので、欲張らず、ひとつづつ着実にこなし、継続できるようにしてくださいね。

なお、それぞれの細かいやり方はこちらをご覧ください。

20161108-01

本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

石井文泉堂 石井康裕


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