まいど、石井です。
お盆の時期ってあまりブログも読まれないので、今日は本業のタグのコトを書かせて頂きますね。
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「クリーニングタグには、桁上がりと桁上がりなしがあります!!」
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今日の話は、知っている人には当たり前、知らない人には「へーーー!」という話です。
マーキングタックには、「1-10」「0-9」の2種類があることをご存じですか?
通常は、「0-9」を桁上がり、「1-10」を桁上がりナシと呼んでいます。
1~10と0~9の違い
1-999の次に2-000になるタック(=桁上り)と、1-999の次が1-000のタック(桁上りナシ)があります。
タックは「1000番タック」とも言われるように、元来は1番から1000番までで商品を管理していました。
しかし、店舗によっては1日で1000点以上の商品が入る所もあり、1000番タックではナンバーがダブってしまい、商品の渡し間違いなどのクレームもありました。
そこで連番(1~1000)の前に「ロットNo.」を入れることで数を増やした「1万点タック」が生まれたのです。
このロットナンバーを入れるにあたり、例えば「ロットNo.7・連番99」の次を「ロットNo.8・連番000」にする桁上がりは、1工程多くなるため、 「ロットNo.7・連番999」の次に「ロットNo.7・連番000」 という桁上がりなしのタックができました。
しかしPOSレジが使われるようになると、今度はレジ側で「桁上がりなし」が数式的に理解されないという問題が生まれてしまい、「桁上がり」の商品も必要になりました。 ・・・・この桁上がりの商品をコンピューター用と言っている場合があります。
こうして2種類のロット番号のタックが存在するようになったのです。
現在では、POSレジは「桁上がり」「桁上がりなし」を選べるものが普及しています。
タックをご注文の際は、レジと同じになるように「桁上がり」「桁上がりなし」のご確認をしてくださいね!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
石井文泉堂 石井康裕
#価値 #販促 #クリーニング