「ヘタなチラシ」はダメなのか???

まいどです。クリーニング店専門の印刷会社の石井(社長)です。

まだ、体調が完全じゃない!!ってことをいい訳に過去のブログをもう一度UPしようと思って見直していると、「発見!!これこれ」というのが、高田さんが書かれた、

「ヘタなチラシ」を入れる美容院が・・・!?

です。かなりの長文ですが、是非、お読みください。

(ここからお引用)

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
★こんにちは!

高田です♪

■いきなりですが、質問です。
あなたは今、

新規客を増やしたいですか?
「繁盛しすぎていて、

これ以上お客様を増やしたくないよ~~~」
と言う方は、

今日のメルマガは読む必要がありません。

■ただ、

「まだまだ、暇な時間はある。

だから、新規客も増やしたい!」

という方は、

是非このまま続けて、本文を読んでみてください。
「急激に売上を伸ばす」

という方法ではありません。
しかし、確実に

「新規のお客様をジワジワ増やす」

ヒントになるはずです。
・・・

・・・

・・・

あっ。あなた・・・

・・・

・・・

・・・

まだ、読んでます?
ありがとうございます♪

では、そんなあなたにお届けします。

■今日の本文は

【「ヘタなチラシ」を入れる美容院が・・・!?】
です。
商売繁盛のヒントになれば幸いです。(高田)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<本文>

【 「ヘタなチラシ」を入れる美容院が・・・ !?】
─────────────────────────────

■3年ほど前。
とある美容院から

「チラシ」がポスティングされてきました。
とりあえずここでは、

【A】という名前の美容院にしておきます。

■今でもはっきり覚えているのですが、

そのポスティングされてきたチラシは、

A6サイズの・・・

・・・

・・・

・・・

わら半紙でした(汗)
妻がそれを見て

「美容院なのにわら半紙って・・・おしゃれ感・ゼロッ!」

と、まるで

「味はそのままなのに・・・カロリー・ゼロッ!」

と、どこかのCMように言っていたので、印象に残っています(笑)

■しかも、この小さなチラシ。

「メニュー」と「店名」と「住所」しか載っていません。
地図も載っていないどころか・・・

・・・

・・・

・・・

電話番号さえ載っていませんでした(汗)。
つまり、これを見たお客様は予約しようと思っても

・・・
・・・
・・・

電話ができないわけです(苦笑)

■-数ヶ月後。
その美容院から、

再びチラシがポスティングされました。
そのチラシには、

ひとつだけ大きな変化がありました。
な、 なんと・・・

・・・

・・・

・・・

電話番号が記載されてあったのです(凄いっ!)←凄くないってw
しかし、それ以外は変わっていません。

「このチラシ見て、行く人っているのかな?」

と思わざるを得ない、

そんな感じのチラシです。

■-さらに数ヶ月後。
3回目のチラシがポスティングされました。
そのチラシを見て、驚きました!
なんと・・・

・・・

・・・

・・・

わら半紙ではありません。(ワオッ!!)←ワオじゃないってw
カラー用紙です。

真っ黒の用紙に、カラーでメニューが書いてあり、

お店のロゴも格好良く印刷されていました。

電話番号はもちろん、営業時間まで!
ま、まあ、、当たり前と言えば当たり前なのですが(苦笑)、

3回目にして、ようやく

お店の「最低限の情報」が分かるチラシになっていました。

■それでも、

スタッフさんの写真はもちろん、

お店の写真すら、掲載されていません。

裏面は「真っ白」なのにも関わらずです。

ただ、いつもポスティングされてくるので、

「家の近くに、【A】という名前の美容院があるんだな。」

ということだけはインプットされていきます。

■-さて。

その3回目のチラシがポスティングされて、

しばらくしたある日のこと。

家族で買い物に出かけました。
いつものスーパーに向かっている途中、

車で信号待ちをしていると、

とあるお店のロゴに気づきます。

そう。

【A】美容院の看板です。

決して新しい美容院ではありません。

しかし、小綺麗にしていて、少しオシャレ。(少しですが)

チラシから受けるイメージとは全く違いました。
というか、あのチラシでは・・・

・・・

・・・

・・・

どうイメージを持って良いかさえわかりませんが(笑)

■「へー、ちゃんとした感じの美容室なんだ・・・」
そのときの私は、そう思いました。
いつものスーパーの通り道です。

いままで、何10回、何100回、

この道を通ったことでしょう。

しかし、ここに美容院があることさえ気づいていませんでした。
もちろん、私だけでは無く妻も同様です。

「あのチラシの美容院、

こんなとこころにあったんだ!

気づかなかったねー」

なんて話にもなりました。

■その結果、なんと妻が

「よしっ!今度、この美容室に行ってみよう♪」

・・・

・・・

・・・

とは、なりません。(←ならんのかいっ!)
~~~~~~~~~~
だって、小綺麗にはしていますが、

けっして「飛び抜けてシャレオツッ!」というわけではありません。
そもそも、肝心のカットの腕が上手いのかさえもわかりません。

どんなスタイリストさんがいらっしゃるのかさえも分からないです。

■ただ、ひとつだけはっきり言えることがあります。
それは、私達はここに【A】という美容院があるという

存在をはじめて認識したのです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

繰り返します。いままで、何10回、何100回、

この道を通ったにも関わらずです。
これは、少なからず、

あのポスティングチラシの影響であることは間違いありません。

■しかし、そのA美容室。

残念ながら、・・・

・・・

・・・

・・・

あまり繁盛している様子ではありませんでした。
その後、何度もA美容院の前を通りましたが、

「うわっ!すごく混み合ってるな!」

という状態の店内を、目にすることはありません。

どちらかというと「いつもガラガラ」という状態でした。

それでも、その後もA美容院からは

定期的に、チラシがポスティングされてきました。
繰り返し、繰り返し。

何度も、何度もです。

■-時は流れ。
その店のチラシが我が家に入り始めて約3年。
現在、その美容院は・・・

・・・

・・・

・・・

なんと「繁盛」しています(驚き!)

大繁盛とまではいかないまでも、

あきらかに、お客様の数が増えているのです。
通りかかったときに、お店をのぞくと

「わっ!今日も満席じゃん!」

という状態を多く目にするようになりました。
周りの美容院には、

閑古鳥が鳴いているにも関わらずです。

■なぜ、このような結果が生まれたのか?
理由は簡単。
なぜなら

ほかの美容院からは、

・・・

・・・

・・・

チラシなんて、ポスティングされてこないからです。
~~~~~~~~~~~~

■私の家は住宅街。
近所には星の数ほど、

美容院や理容院が乱立してます。
では、この3年間で、一体何店舗の美容院が、

チラシをポスティングしてきたと思います?

「そりゃー3年もあれば、

40~50店舗の美容院のチラシが

ポスティングされているんじゃない?」
と思いますよね?
でも、実態は・・・

・・・

・・・

・・・

わずか4店舗(驚き!)
そう。ビックリするくらい、

ポスティングされてこないのです。
い、いや、それで

周囲の美容院が繁盛しているのならいいんですよ。
でも、私が見る限りでは、

どこのお店も、

・・・

・・・

・・・

いつも暇そうなんです(汗)

■仕事柄、美容院さんの前を通れば、

店を覗くようにしてますが

多くのお店のオーナーさんが

・・・

・・・

・・・

いつもカウンターでパソコンいじってます(←ドキッ!)
それなのに・・・

・・・

・・・

・・・

「繁盛してないのに、ポスティング・ゼロッ!」

なんです(苦笑)

■しかも、そのポスティングされてきた4店舗の内、

2回以上、ポスティングしてきたのは何店舗と思います?

なんと

・・・

・・・

・・・

1店舗だけ。
そう。

【A】美容院だけなんです。

■「私はポスティングをしたことある!」

というお店でも、ほとんどはその1回きりで終わり。
いくら立派なチラシを作ろうが、

それが1回だけではお客様の記憶には残りません。

だって人間は・・・3日で忘れていきますから♪
そもそも、目にも止まっていない可能性の方が高いです。

■しかし、たとえA美容室のような

「ヘタなチラシ」(失礼!)でも、・・・・

・・・

・・・

・・・

何もやっていない店より、

集客できるのは当たり前ですね。

■しかも、繰り返しチラシを作成しているうちに、

内容も良くなってきています。
なぜなら、当初は掲載されていなかった

「地図」や「電話番号」が、

今では掲載されています。
当初は「わら半紙」だったのが(笑)、

今では「カラー」になっています。
途中からは、

モデルさんの写真も掲載され始めました。

最近は、なんと

電話番号が赤字で太く・大きくなりました。
残念ながら、いまだに裏面は真っ白ですが、

そのうち裏面も使い始めるかもしれない。

サイズも大きくなるかもしれない。

■全てが最初からうまくいくことなんてありません。
しかし、

▼「小さな改善の繰り返し」

▼「小さな販促の繰り返し」

が、数年後「束」になって結果を生んだのです。
集客って、そういうことなんだろうと、私は思います。
■「いやいや、それは高田さんの家がたまたまですよ。

私の家なんて、ポスティングの量がすごくて、

美容院からもたくさんポスティングされてきますよ」

と思ってます?

そんなあなたは、是非明日から、

家にポスティングされたチラシを保管して見てください。
そして、1ヶ月後に、業種毎にチラシを分別してください。
たぶん、チラシが一番多いのが「宅配ピザ」。

2番目が「宅配寿司」。

3番目が「宅配中華・釜飯・うどん・そば」など。

であることが分かります。
たぶん、美容院からはゼロ。

居酒屋やレストランなど、宅配しない飲食店からもゼロ。

の家がほとんどだと思います。

■では、なんで宅配ピザなどは、

頻繁にポスティングしてくるのでしょう?
そう。気づいてもらうためです。

お客様が「今日の晩ご飯、何にしようかなー」と思ったときに

パッとそのお店が思い浮かぶようにしているのです。
あるいは、そのチラシを見て、

「あっ。今日の夜はピザでも良いかもね」

「今度の週末は宅配寿司でも利用してみようかしら」

と思っていただくために、頻繁にポスティングをしているのです。
でも、これって、

宅配して無くても・・・

・・・

・・・

・・・

あなたのお店でも、大事ですよね?

■多くのお店が

「フリーペーパーやクーポンサイトに掲載しても、

今はたくさんのお店が載りすぎていて、

お客様の目に止まらなくなって反応薄くなったよー」

なんて嘆いています。
そう嘆いているのに、確実にお客様の目に止まる

「ポスティング」は行っていないのです。

■繰り返します。

3年間で、我が家にポスティングされてきたチラシは

▼美容院で4件。

▼宅配を除く飲食店では0件。

なのです。
つまり、フリーペーパーの逆状態です。

ポストの中は、美容院や飲食店業界で限って言うと、

あなたのお店の「独擅場」なのです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
■さらに、よく考えてみて下さい。

ポストに入っているチラシは見るしか無いのです。
捨てるとしても、見て捨てるんです。

「この美容院から、また入っているよ~」

と思われてから、はじめて見ずに捨て出すんです。
でも、「この美容院から、また入っているよ~」

って、何が起こってます?
そう。

お客様の【記憶に焼き付いている】のです。
1~2回のポスティングではそうはなりません。決してね。
そして、その

【お客様の記憶に焼きつくほどのポスティング】

を繰り返した、A美容院は、・・・

・・・

・・・

・・・

いま繁盛しているわけです。
「ヘタなチラシ」にもかかわらず。

■さて、あなたは今年・・・

・・・

・・・

・・・

ポスティングって何回おこないました?

「デジタルな時代だから」こそ、

ニュースレターやポスティングなどの

「アナログの販促ツール」の反応が高まっています。
是非、あなたのお店でも試して見てくださいね(高田)

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どうですか?同じポスティングの話でも美容院さんの話だと、わかりやすくなりませんか?

ランチェスター経営では、同じ家に7回、チラシを入れないと効果がないと言われています。私(石井)の経験では、同じ家に3回、チラシを入れてから、急に効果が出るコトを知っています。

ポスティング、是非、やってみましょう!!

え、チラシはどうやって作ったらいいかって??

石井文泉堂は印刷会社ですよ。こちらをご覧くださいね。

20160625-04

本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

石井文泉堂 石井康裕


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