まいどです。クリーニング店専門の印刷会社の石井(社長)です。
福袋を1月にやる時、その経費が気になる方もおられます。そこで「福袋を売っちゃえ!」っていう話もチラホラ聞こえますが、それ、ウソですよ。
この考え方での福袋の有料化は、多くの場合、失敗します。
では、販売しても良い場合と、販売しない方が良い場合について、書かせて頂きますね。
福袋とA5チラシを福袋パック(ポリ袋)に入れたセットを作ります。
これを、100円で売ってもプレゼントしてもどちらでも良いのですが、実績はこんな感じです。
年商1000万店舗の場合
■無料手渡しでは、150~200セット渡せ、回収率が25%~45%なので、
「38~90袋」が返ってきます。
■100円販売の場合40~70セット販売出来、回収率が80%~95%なので、
「32~67袋」が返ってきます。
まず、この数字を比べただけで、回収枚数は無料プレゼントの方が良いことがわかります。ですので、私は基本、無料配布をオススメしてます。
但し、無料配布の場合、誰でも渡していいものではありません。
年商1000万店舗の場合、売上上位100人で半分の売上を作っています。この100人に福袋をきちっと渡すこと+50~100名の袋に興味がある人に渡すことで、回収率を高く保つことができます。
このように誰に福袋を渡したらいいか、スタッフがわかるようになって始めて、福袋の販売がOKになります。
なお、年商1000万のお店の場合、100円で袋を売るなら70枚を目標、50枚を必達でやってください。もし、50枚が売れないようなら、無料に戻してくださいね。
販促経費を浮かすために有料化すると、全く売れずに企画が死んじゃうことも多々。
まずは無料配布から始めて、スタッフの成長&お客様の興味があいまって、有料化にしてくださいね。
本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
石井文泉堂 石井康裕