まいどです。クリーニング専門の印刷会社の石井(社長)です。
過去のブログを読み返していたのですが、2018年11月に「ワイシャツが減っている本当の理由とは!!」というテーマでブログを書いていました。
これを読み直して思い出したこと、そして、最近の状況から思い違いをしていたことに気づきました。
そして、6年前もワイシャツが減っていたんですね。その時、私が感じていたのはこんなことです。
今年の夏は「ワイシャツのクリーニング点数が減った」という声をよく聞きました。確かに今年の夏の暑さは異常でしたので、「ワイシャツを着なくてもいい」という雰囲気もありましたね。
でも、それが本当の理由でしょうか?数字からみると、本当の理由は違う所にあるように思うんですよね。こちらをご覧ください。
とこのような文章から始まっています。
で、この表を見直して、ワイシャツが減った理由がわかりました。
このお店の年間ワイシャツ点数は18676枚です。
ワイシャツを年間に1枚以上出す人は720人です。
でもそのうちの28人=3.9%の人だけで、このお店のワイシャツの1/3も出しています。
年間200枚以上、ワイシャツを出していた人が一人、定年などで出さなくなったら、このお店のワイシャツはなんと1%、減ってしまいます。
コロナでワイシャツが減ったと思っていましたが、団塊の世代の定年退職のことを忘れていました。
ちゃんと6年前に、こういうことを書いていたのにねぇ、、、、
今、ワイシャツ点数が減っている本当の理由は、「団塊の世代の定年退職」です。ここのお客様が減り、若年層のワイシャツ客を生み出せていないので、ワイシャツ点数が減っているのが、今、ワイシャツが減っている本当の理由です。
では、その対策に何をしたら良いのか?どうやったら若年層がクリーニング店に足を運んでくれるのか?そんなことを真剣に考えてみてくださいね。
どうしたら若年層がクリーニング店に足を運んでくれるのか?
その問いに対し、
1)ニットなど家で洗っているものを一度、クリーニングしてもらって良さを体感してもらう。
2)羽毛ふとんリフォームやエアコンクリーニングなど、異業種コラボでお客様を呼ぶ。
3)お洋服のリサイクルにクリーニング店さんが積極的に関わり、お客様に来ておらう。
4)お直しやリメイク、新品加工など、服の再生に取り組む、
などを今、実験中です。
ちょっとずつ、結果も出ていますよ。
是非、6年前の私のブログも一緒に読んでみてくださいね。
本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
石井文泉堂 石井康裕