まいどです。クリーニング店専門の印刷会社の石井(社長)です。
今日はあるクリーニング店さんから頂いた悩みを紹介します。
そのクリーニング店さんは、「地域からライバル店がいなくなったら、売上は上がる!」と信じて一生懸命、販促をやってきたそうです。10年かけて販促を行い続け、ライバル店がいなくなったそうです。「これでやっと利益が取れる!」と思ったのに、売上が下がるそうで、「何故なんですか?」と聞かれました。
そのクリーニング店さんのあるエリアは、まだ人口が増えているので「パイが減少しているから」では答えになりません。
この答え、わかりますか??
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このクリーニング店さんはライバル店を潰そうと思って、激烈なセールを続けてきたそうなのですが、ここが問題でした。
その地域のお客様にとって、その激烈な割引額が通常価格に感じるように、そのクリーニング店さんは、長い時間を使ってお客様教育をしてきたのです。
そんな風にお客様教育をした結果、ライバル店がいなくなって価格を元に戻すと、地域のお客様は「えらく高くなったなぁ!」と感じるようになってしまったのです。
高いと感じる=出し控える。
これが割引の怖さです。割引でクリーニングを出すクセを付けてしまったら、ずーーっと割引をしないと出さないのは当たり前です。
こういうお客様をお手伝いする場合、長期戦になります。ちょっとづつ、ちょっとづつ、それこそ5年以上をかけて割引率を減らしたり、価格をいじったりしながら、ゆっくりと関係構築をやり直します。問題は5年をかけられるかどうか、、、、なんですがね。
割引率をいじるのは、サービスの低下と思われるので、こういう場合はだいたい、割引率は同じで点数縛りを行ってごまかす所から始めます。この質問を頂いたお客様も、そんな所からいじっていきたいと思っています。
基本はこんな感じですが、味付けは濃いめにしないといけないだろうなぁ!!
それに加え、点単価が上がる仕組みを一つ、平行して走らせないと、上手くいかないだろうなぁ!!ちょっと大変です。ちょっと、色々と考えてみますね!!
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本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
石井文泉堂 石井康裕