石井文泉堂のシゲエダです。
今年も多くのクリーニング店様の秋から年末にかけてのの縦半チラシをたくさん作らせて頂きました。
梱包した時の箱に効果測定シートを一緒に入れていますが、使ってくれていますか?
チラシを作るのにはお金がかかっていますし、大事なお金を使って作ったチラシがどんな結果を出したのか測定しましょう。感覚で良かった、悪かったは間違っていることが多いからです。
特に客単価の高いお店の場合ではクーポンの回収した枚数が少なくとも投資回収率が凄く良かったなんてザラにあります。凄く良い結果を出していてもクーポンがなんとなく少ないから辞めてしまうともったいないですよね。
効果測定シートの使い方
このシートはどうやって記入すればいいんですか?と時々聞かれます。この効果測定シートの考え方は使ったお金に対して回収したお金はどうだったかのただの割り算です。使い方は簡単です!
実際のクーポンを効果測定シートの右上に貼ります。
1ヶ月とか経つと忘れちゃうこともありますからね。
使ったお金の合計を出します。
チラシの印刷代とポスティングにかかった費用を足して左側の2に記入します。
仮に1万枚印刷したときは1枚3.8円です。ポスティング業社さんには4円でお願いしたとしたら1枚の合計は7.8円で1万枚なので2に記入するのはAに記入するのは78000円です。
回収できたクーポンの枚数を数えます。
それが4のXとYとZを足す計算式になっています。クーポンは最大3枚付けていますのでXYZですが、1枚や2枚の場合もあると思いますが、回収できた枚数を記入する欄です。
仮にクーポンは1種類で1万枚撒いて1%の100枚を回収出来ればXが100枚、YとZはないのでBに記入するのは100枚です。
客単価を記入する。
厳密に言うとクーポンを使った人の客単価ですが、そこまで調べるのは大変なので、その時の客単価で大丈夫です。仮に客単価が1600円だったとするとCに記入するのは1600円です。
回収したお金を出します。
Bの100枚とCの1600円をかけてDに記入するのは16万円です。
投資回収率を出します。
Dの16万円÷Aの7.8万円=2.05になりますね。
78000円かけて16万円になれば約2倍の効果があったことになりますね。
実はこの仮の数字を入れた回収率1%の客単価1600円で2倍が成功の基準です。
みなさまのチラシはどうですか?今まで測定されてない場合は是非この秋は測定してみてください。良かった時は一緒に喜び、良くなかった時は一緒に改善案を考えましょう。
それでは。