まいどです。クリーニング専門の印刷会社の石井(社長)です。
最近、打ち合わせで私は良く言う言葉が、「す洗いでいいの?」です。
すうどんって、食べたいですか?肉うどんや天ぷらうどんを食べたいと思いませんか?
洗ってキレイにして返す。このことを「す洗い」と呼んでいます。
それがクリーニングの仕事ですが、本当にそれだけでいいのでしょうか?
セーターなどニット類って、着用されているものに対して何%くらい、クリーニングに出ているのでしょうかね?私は1%以下と思っています。私も出しませんし、当社のスタッフ18人、誰も出していませんでした。
では、なぜ、ニット類をクリーニングに出さないのか?
ひとつは家で洗えると思っているからです。
もうひとつは、クリーニングに出しても感動が無いからです。
もし、クリーニングに出して返ってきたセーターが、色艶がよくなり、手触りも良くなっていたら、出すかもしれませんが、そんな経験はありませんし、もし、そんなことが出来るクリーニング店さんがあっても、「クリーニングに出したら色艶がよくなり、手触りも良くなる」なんて教えてくれるの、聞いたこと無いですしね。
今日=2月10日はニットの日です。
ニットをキレイにするだけでなく、お客様に感動を与えるためにはどうしたら良いか、考える日にしてみませんか?
本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
石井文泉堂 石井康裕
コメント
す洗いの需要?は機材商やクリーニング店で自ら作ってしまったように思います。かつてある機材商さんのセミナーで講師の方が感想の段階で半分仕上がっているしその後ボックスをとうせば十分だ、新品より良くして返す必要はない。なんて、そんな素晴らしいお話の後でボックスや手抜きの為の機会を売りつけます。勿論いろいろな機械が有り其々必要だと思いますがそれらはより良い品質を作る為の物であくまで補助機である筈です。
つい先日、私と家内の会話です。私が毎週末お預かりする作業ズボンの油汚れを落としていると家内が作業服なんだから洗ってあればいいのよと言うので洗ってあればよいのなら化繊の作業ズボンなんて家で洗うだろう、或いは2週間おきで良いだろう。でも毎週出してくれるのは作業服でも汚れを綺麗に落としているからだろうと叱りました。家では出来ないことを一生懸命やる、お客様に喜んでもらう仕事をする。期待されない仕事なんてするな、そんなお店にしたくない。
私自身未だにもっと良い仕事が出来ないか?まだまだ未熟だなそう思いながら日々精進しております。
す洗いの記事を読んで一言。
柴田さん、ありがとうございます。
お洋服をキレイにするのは業として当然ですが、お客様の気持ちや心を見て仕事をするクリーニング業者が増えると素敵な業界になるのに、、、、と思って、こんなことを書いてみました。
コメント、ありがとうございます。
乾燥の字が感想に間違えて変換してしまいました。
無学 お笑いください。