洗っても落ちないインキ=耐洗インキの印刷

はじめまして、石井文泉堂の亀田といいます。主に印刷の仕事をしています。

今回、当社では社員全員でブログに取り組むことになりました。

つたない文章で申し訳ありませんが、お付き合いください。

僕は、石井文泉堂に入ってまだ、4ケ月です。

学生時代に印刷会社でバイトをしたのがきっかけで、そのままその印刷会社に入り、

かれこれ7年間ほど、印刷をしています。

石井文泉堂に入って驚いたこと、それは今までの印刷の概念と全く違うことです。

洗っても破れない紙=耐洗紙に、洗っても落ちないインキ=耐洗インキで印刷するのですが、

耐洗紙は特殊な紙のため、普通のインキ量で印刷すると、インキが中に沈み込み、印刷が

薄くなります。

また、洗った時、よりインキが落ちないよう多めにインキを付けるのですが、その量は通常印刷の

約2倍の量です。

インキを多く付けると、紙が汚れたりするリスクも増えるので、そのギリギリな量の見極めに神経を

使います。

IMG_0428 IMG_0429

特に難しいのがバーコードタックです。

インキを多く載せすぎると、バーコードの線が太くなり、製品として使えなくなりますが、インキを

少なくすると、洗ったらインキが取れるというリスクがあります。

1枚1枚の印刷物に目を通し、インキの量をギリギリで調整する・・・。

バーコードタックの仕事は本当に神経を使いますが、いい商品をお届けするため、もっともっと

勉強したいと思っています。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

こんにちは、石井文泉堂の代表、石井です。

今回は、印刷工の亀田くんにブログを書いて頂きました。

これを始めるに当り、スタッフはみんな、いい顔をしませんでした。

でも、これを始めたことにより、スタッフ一人一人の仕事ぶりが深く知れて、良かったと

思っています。

こんなこともこれから発信していきますので、よろしくお願いします。

#印刷 #タック #クリーニング


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする