まいど、石井文泉堂の石井です。今日からしばらくは、印刷会社として、印刷のコトを書かせて頂きます。
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印刷と色
先日、ある仕事をさせて頂いた時の、お客様からこんな質問を頂きました。
(質問) 印刷の上がりが暗いです。なぜ、こんなに違うのですか?
これには色々な理由がありますが、パソコンでの画面の色、プリンター出力した色、そして印刷の色は基本、違います。
例えば、全く同じデザイン、同じインキ量で印刷しても、上質紙(コピー用紙のような紙)だとインキは沈んで暗くなりますし、コート紙だとキラッと光って見えます。
正直、パソコンの画面を見て、色を合わせることは、基本、不可能です。
しかし、この色の雰囲気のずれをなくすために、「色校正」という手段があります。
これは、実際の機械、実際の紙で「試し印刷」をするコトを差します。
だいたい片面で1万5千円~2万円くらいのコストが必要です。
ちょっと高いので、本当に色をこだわる人のしか出来なかったのですが・・・。
最近は簡易校正といって、デジタル処理のインクジェット機で色校正をするのですが、実際の印刷で使う紙で、実際の色に近いものが出力できるようになりました。こちらだと、だいたい片面で3000円~5000円くらいです。
もしあなたが印刷物の仕上りをこだわる場合、時間とお金がかかりますが、「色校正」することをオススメします。
本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます!!
石井文泉堂 石井康裕