まいど、石井文泉堂の石井です。
さて、いきなりお聞きしますが、「新規客の獲得コスト」って考えたことありますか?
クリーニング業界の人ばかり集まるあるセミナーで「あなたは新規客1人を獲得するのに、いくらまでコストをかけてもいいですか?」と聞いてみました。
答えはまちまちでしたが、
1) 500円・・・・・30%
2)1000円・・・・・40%
3)3000円・・・・・20%
4)5000円・・・・・10%
ぐらいだったのを覚えています。
クリーニング業界の平均客単価が1500円程度ですから、500円、1000円が多いことはある意味納得ですが、それだと販促するだけ損になってしまうんですよね。
さて、今日のテーマ、あなたは考えてみたことありますか?
これは業界によって違いますが、、、、
飲食業だと、1回当りの客単価が高いですがリピート率は15%くらいしかないので、1回の客単価から計算しないといけないかもしれませんね。また、顧客管理を行いにくいので、「これだけかけてもいい!」と言いにくいですが・・・・。
一方、クリーニング業界は、かならずお客様の名簿を取ることができ、リピート率が高いので、新規客1人当りの年間客単価から割り出せば、「いくらまでコストをかけていいのか?」という分析をやりやすいです。
色々なクリーニング店を分析した所、新規客のリピート率はなんと40%(お礼のお手紙を出せば60%)もありました。
また、新規客の1年後の平均利用額は5千円(お礼のお手紙を出していないお店では)でした。
ここから工場原価などと考慮して、
「新しいお客様を1人みつけるために、かけても良いコストの限界値=2500円」
と私は考え、組み立てています。
この根拠は、新規客年間利用金額=5000円の半分です。
今度、新規客獲得の企画をするとき、こんな数字を取ってみたらいいかもしれませんね!!
ここらへんの話をもっと知りたい方は、当社のホームページ「売れるチラシ」のページを熟読くださいね!!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
石井文泉堂 石井康裕
#価値 #販促 #クリーニング