石井文泉堂のシゲエダです。
先日あったお客様からのご要望で
お年寄りの方でも読みやすい文字の大きさにして欲しいとのでした。
ボクは大学生の時は建築学科で、前職は建築の仕事をしていたので
このご要望を聞いたとき建築物のユニバーサルデザインを想像しました。
ユニバーサルデザインは高齢者や障害者を含めた老若男女を問わずに利用できるデザイン
建築物においてのユニバーサルデザインって色んな方法がありますが
どんな人でも使いやすい寸法でつくられているとか、段差が少なくスロープで上り下りできるとか…ですね。
では印刷物においてのユニバーサルデザインって、文字の大きさだけでなく、色やフォントを考慮して
見やすい、読みやすい印刷物のことだと思います。
ボクたちは文字の大きさの単位をポイントで表します。
まず要望のあった、お年寄りの方が読める文字の大きさは具体的に何ポイントだろうと疑問がうかびました。
そこでGoogleで、高齢者 文字 ポイントで検索してみました。
そうすると一番上に堺市のホームページがあがっており、「見やすい文字・レイアウト」というのを公開していました。
そこに記載しているのを引用しますと
文字の大きさはできるだけ12ポイント以上で作成する事を心がけましょう。また、より見やすい文章を作るため、特に高齢者向けの印刷物を作成するときは、14ポイント以上で作成することが望ましいです(A4の場合)。
って書いてるンですよね-。
できるだけ12ポイント!高齢者向けは14ポイント!大きい!
画像にしたところで、ブログを読んでる端末の画面によって変わるから伝えづらいですね。
そもそも、お年寄りの方の目が見えずらい理由って『老眼』ですよね。
お年寄りと聞くと70代くらいをイメージしますが
老眼になり始める人は40代から老眼は始まっています。
現に石井は43歳ですが老眼が理由で最近、眼鏡をかけています(残念でなりません笑)
ということは、お年寄りの方でも読みやすいというか40代以上の方でも読みやすいに考え方を変えなければいけません。
ボクたち30代以下より40代以上の方がクリーニングにお金を使う訳なので
40代以上をターゲットに販促物を作ると、なるべく12ポイント以上の文字を使用しないといけない訳ですねー。
全ての文字を12ポイント以上にするのは難しいですけど
ココは目に入って欲しいって文字の大きさは12ポイント以上は必須です!
印刷物においてのユニバーサルデザインは文字の大きさだけじゃないって最初の方に書きましたけど
長くなりすぎるので今日はここまで。それでは~。