年商1200万店舗、年商2000万店舗の作り方(その1)

まいどです。クリーニング店専門の印刷会社の石井(社長)です。

今日は、年商1200万店舗、年商2000万店舗の作り方をお伝えしますね。

売上は、「有効会員数×来店回数×客単価」という式で表されるといつも言っていますが、もうひとつの式、「有効会員数×年間支出」という式でもあらわされます。

まず年商1200万店舗のお店の作り方から書かせて頂きます。

なぜ「年商1200万店舗」かというと、多くのクリーニング店の場合、年商1200万円が儲かる損益分岐売上で、そこから増えた売上の70%が利益になるからです。

年商1200万店舗の作り方は非常にシンプルです。

年間支出が1万円なのですから、有効会員(1年以内に来店のあった顔数)を1200人集めたらいいだけです。

と簡単に書きましたが、近隣にお客様がおられないとこの数字は達成しません。

私が提唱する年12回ポスティングを2年続けると、商圏占有率が30%を超えます。

ということは「1200÷0.3=4000」

4000世帯が500m以内にあれば年商1200万円は達成可能です。まず、500mの商圏世帯を知ることが一番大切です。

次に「4000枚のチラシを毎月ポスティングして儲かるのか??」という話を書かせて頂きます。

まず、新聞折込や地域雑誌に入れると回収率が低いので儲かりません。私が儲かるチラシと提唱する「A4縦半チラシ(ご存じない方はこちらをご覧ください)」は、ポスティングすることで効果を発揮します。単独ポスティングの実績はこれくらいです。

1年目閑散期:回収率1%

1年目繁忙期:回収率2%

2年目閑散期:回収率2%

2年目繁忙期:回収率3%

但しこの回収率は既存客も含まれているので、新規客はそのチラシで来店されたお客様の20~30%くらいです。

では、ある年商1000万店舗を1200万店舗に成長させるため、11月にA4縦半チラシを4000枚、ポスティングしたとしましょう。

11月の季節指数は下記の表からわかるように8.5%です。

20160828-05

1000万店舗の11月の実績

売上:85万円 客数:600人 ぐらいです。

ここに4000枚のチラシをポスティングすると、回数率は2%なので80人の来客があります。

この80人の売上は80人×1400円=112000円です。

当社のA4縦半チラシは4円(4000枚を2回分作った8000枚単価)で、ポスティング費が3.5円(大阪のある業者の数字)なので、かかる経費は

4000×(4+3.5)=30000円です。

まず、3万円の経費で11万2千円と3.7倍の回収はOKです。

さらにA4縦半はクーポンチラシなので持って来た人しか割引しなくていいのも魅力です。

600人の来客のうち、80人にか割引をしなくていいので、たいした割引になりません。

単価が下がらず、使った経費の回収ができるのでA4縦半は継続可能なプランです。

これを2年間、毎月ポスティングすると、エリアの占有率が30%を超えるので自然と1200万店舗になります。

本当にシンプルなやり方です。

でも、多くの方がコレ、やらないんですね。

いつも親しくさせている國重さんは、元野球部なのでこんなことを言われます。

「ヒットを多く打ちたいから言って、誰もイチローのバットを求めないやろ」

「プロの世界は道具じゃなくて、どれだけ積み重ねたかだけ」

「クリーニングは地域密着の商売やから、どれだけ地域の人に伝えるかだけ」

「だから、ポスティグを続けるのが一番の近道」

20160925-06パイセン、カッコイイっす。

「石井さん、また、ポスティグの話??」

って思われているかもしれませんが、クリーニングは地域密着の商売です。

これしかありません。それが答えですよ。

年商1200万店舗はこのシンプルな考え方だけでいけます。

頑張ってくださいね。

そうそう、チラシの作り方、精度で回収率は変わります。

閑散期の回収率1%は、実は相当のノウハウが当社にあっての結果です。

当たるチラシを作りたい方はご連絡くださいね。

石井文泉堂TEL:06-6971-2907

石井文泉堂メール:info@ishiibunsendo.com

あ、そうだ2000万店舗の作り方は、長くなったので明日に回します。

本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

石井文泉堂 石井康裕


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