石井文泉堂のシゲエダです。
先日のCLV21でボクはブース内ミニセミナーをさせて頂きましたが
まーボクはコンサルタントでも何かの先生でもないです。
もっというと経営者でもないイチ社員なので
伝えた内容をあの場に来られただけとかもったいぶる気は全くありません。
だからどんなことを伝えたのかをこの場でさらけ出します。
喉がソッコーで乾いて、かみまくった臨場感は伝わりませんがこんな感じでした。
何を伝えたのか。
既存客様の来店回数を上げたいし
既存客様をとにかく死ぬ程、大事にしなきゃいけない。
でも、どんなに大事にしたって
クリーニングの質やサービスとは関係なくお客様の
一定数は減ってしまいます。
それはなぜか。
引っ越しと定年です。
シゲエダの父です。この時かなり酔っ払ってるときの写真です(笑)
オヤジは今64歳で4年前まで単身赴任で東京で仕事していました。
営業職だったので毎日スーツです。
単身赴任ってのもありオカンがアイロンってのはなく
ワイシャツは月に20枚、スーツ上下で月に1着、あと季節でコート等を
クリーニング店に出していました。
オヤジに聞いてみたところ、少なくとも年間で5万円くらい
クリーニングに使っていたそうです。
でも今は定年して大阪に帰ってきたのでスーツ着てませんし
もちろん東京で出していたクリーニング店にお金使ってません。
もちろん定年する人がいれば
新たに新社会人になる人もいます。
4年前に定年したオヤジは64歳の1952年生まれ。
1952年の出生数は約200万人。
同じ4年前に新社会人になった今26歳の人は1990年生まれ。
1990年生まれの出生数は約120万人。
ざっくりスーツ着る人が1人増えても、2人減っちゃうってことです。
さらに2015年生まれのヨシツグ
2015年の出生数は約100万人です。
20年後のスーツを着る人はまた2割減ってるかもしれません。
今の話は人口減少によるものですけど
まだ引っ越しという要素もあります。
やっぱりクリーニング店が選ばれる条件に生活圏内というのが基本ですからね。
そりゃ、宅配で送ってとか車で30分かかるけど絶対ここって選ばれるクリーニング店様も
あるでしょうけど、多くのクリーニング店は家から5分以内の距離なんです。
だから引っ越しするとまた新たな土地で違うクリーニング店に行きます。
どれくらい引っ越しする人がいるのか。
総務省によると全国平均で毎年7~8%転居しています。
同じ都道府県内の引っ越しも含めます。
7~8%てことは1店舗に1000人の会員様の内、
毎年70~80人減ってしまうってことです。
だからね既存客様は死ぬ程大事にしなきゃいけないけど
お客様は減るってことです。
定年や引っ越し、またせっかくの新規客もリピートしない等を含めると
毎年30~40%のお客様が減ると言われています。
だから新規客も必要ってことです。
結局、両方大事なんですよ。
既存客様も新規客も。
めっちゃ家族を出して伝えたかったのはそんなことです。
ホナどーすんねんって話は
すでに長くなってしまったのでまた今度にします。