まいどです。クリーニング専門の印刷会社の石井(社長)です。
DM名簿の絞り方について、立て続けに電話を頂いたのでブログでも解説しますね。
クリーニング店の顧客階層別売上貢献度は、下記の通りです。
有効会員(1年以内に来店のあった人)のうち、上位10%までで44%と約半分の売上を占めています。
上位30%までだと73%、上位半分で88%なので、DMの宛名リストは基本、上位半分で絞ったらいいことがこのデータからわかります。
でもコロナの今、私ならこういう常套手段とは逆のことをしますよ。
コロナの今は、2つの要素が通常期と違います。その2つの要素ってこちらです
■新規客の獲得数が減っている
■暇!!
新規客に一人来て頂くのも、既存客に1回来て頂くのも客数としては同じ「1」です。
でも、新規客を一人獲得するより、下位半分の「試用客」に来てもらう方が簡単です。ここを捨てるのって、もったいないです。
DMの枚数を絞りたい理由って、郵送費が高いだけですよね。せっかく「暇」なんですから、自分でDMをポストに入れにいって、郵送費を減らすっていかがですか?
エクセルが使えると、こういうことが出来ます。
1)まず、レジから顧客を呼び出します。
2)上位半分と下位半分に分けます。
3)下位半分の内、ポスティング出来る範囲のお客様だけを選びます。
4)上位半分のお客様もポスティング出来る範囲かどうかで分けます。
5)ポスティング出来る範囲のお客様は自分でポストに入れに行き、無理なお客様だけ郵送
実はこういうことをすると、郵送するお客様って、有効会員の10%くらいまで減らすことができます。
ポストINって、時給換算すると効率の良い仕事でもあります。
この秋はDMを送る名簿の絞り方も是非、見直してくださいね。
本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
石井文泉堂 石井康裕