お店を閉店する前に、こんなことをするってどうですか?

まいどです。クリーニング専門の印刷会社の石井(社長)です。

コロナ禍の2年で多くのクリーニング店が閉店しました。全ての業種の中で閉店した数が一番多かったのがクリーニング店だったという話もあります。

やっと先が見え始めた今、このタイミングでも売上が上がらない&戻りが非常に遅いお店の閉店がこれから始まると私は見ています。

閉店って、売上が下がるだけでなく、そのお店のことを好きだったお客様をガッカリさせることでもあるので、お店を閉店する前に、こんなことをすることをオススメします。

まず、近くに受け皿になる自社のお店があるか?が最初の課題です、

近くの定義ですが、駐車場があって車客を拾える場合は2kmまで、駐車場がなく自転車客が多い場合は1kmまでが近くの定義です。

こういうお店があった場合は、そのお店を使って頂く案内をする(そういうお店が無い場合は、宅配でフォローするか、諦めてください)のですが、そのやり方で気を付けて欲しいことが2つあります。

1)閉店では無く、「移転統合」にする。これは銀行がよくやる手ですよね。

私はこんな風に新店舗への行き方をわかりやすくした地図付き&ちょっとした割引を付けたDMを作成します。そういうものの作成を希望される方はおっしゃってください。

2)移転先のスタッフを一時的に閉店店舗に配置する。

新しいお店にどんなスタッフがいるのかお客様は不安です。また、閉店店舗のスタッフはモチベーションが下がり気味なので、お客様を移転先店舗に引っ張る力は低いです。閉店しても雇用を続けるスタッフを移転先店舗に移動し、閉店間際の店舗には移転先のスタッフを持っていくと、移転先にお客様が来てくれる確立があがります。(と言っても有効会員の20~30%くらいで御の字です)

お店を閉店する前には、この2つを是非、思い出してくださいね。

本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

石井文泉堂 石井康裕


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