まいどです。クリーニング店専門の印刷会社の石井(社長)です。
今日はかなり深い数字の話、クリーニング店さまの経営者が「現場に入ってはいけない理由」について書かせて頂きますね!!
クリーニング業は製造業ですから、工場生産点数があり、1点単価という価値があり、それに伴って給料が決まるはずです。
でも、その考え方はわかりにくいので、今の給料で、1点単価がいくらだったら、1時間に何点仕上げないといけないか?という風に計算して表にまとめました。
工場人件費は、一般的な20%とし、そこから1時間当たりの生産金額を割り出しています。そして1点単価を400円と600円の2種類の場合で1時間の生産点数を導き出しています。
この表からわかることは、月給25万円くらいでいいなら、製造を頑張ることで大丈夫ですが、月給40万円くらい欲しい場合、1点単価400円では25点も仕上げないといけないので、価値を高め1点単価を600円にする必要があります。
で私は経営者さんには、月給65万円(年収780万円)くらい取って欲しいと思っています。しかし、製造を頑張ってその給料にするには、1時間当りの生産点数にむちゃがあることを知っています。
これが経営者が現場ばかりに入ってはいけない理由・・・・欲しい給料に到達しにくいから!!です。なので、自分の欲しい月給から、何をするかを考えて欲しいと思っています。
それと現場を頑張った方の一番の弱点は、売上を上げにくいことです。
販促を行って売上を作ったら、商品が多く集まり、自分がどんどんしんどくなっていく。
で、販促が緩くなって売上が作れない!!なんてことに陥りがちです。
是非、現場から脱出するために、どうすればいいか、考えてみてくださいね!!
本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
石井文泉堂 石井康裕