まいどです。クリーニング専門の印刷会社の石井(社長)です。
クリーニング業界って厳しいと言われていますが、人口の減っている今、飲食店も、美容業界も、そして私の属している印刷会社も厳しいです。
でも、印刷会社と飲食、美容、クリーングでは厳しさはちょっと違います。印刷物はネットで購入出来るようになって、ライバル会社が全国になりましたが、飲食も美容も、そしてクリーニングも地域密着業なので、その地域でちゃんとやれば売上は上がります。
「単店舗の対策をしっかり行えば売上は上がる」
これは多くの方が共感して頂けることと思います。では、単店舗でやれることを横展開すればいいだけなのですが、店舗数が多くなると目が届きにくくなります。
そこで、こういう考え方をしてみて下さい。
(A)1店舗平均1000万円☓10店舗で年商1億円
(B)1店舗平均2000万円☓4店舗で年商8千万円
(C)1店舗平均3000万円☓2店舗で年商6千万円
この場合、どれが一番利益額は大きいでしょうか?
(A)だと、利益は5%出るかどうかです。ということは、利益は500万円です。
(B)だと、利益は20%くらい出ます。ということは、利益は1600万円です。
(C)だと、利益は30%くらい出ます。ということは、利益は1800万円です。
クリーニング業は店舗人件費と家賃という固定費が高いので、単店舗の売上が高いと利益は急激に増えます。
私がクリーニング店を経営するなら、(C)のパッケージを選択しますが、皆様はいかがですか?
え、3000万円店舗なんて無理??
いえいえ、そんなことはないですよ。
ロードサイドの視認性の高い店舗で3台以上の停めやすい駐車場があって、車で5分(約半径2km)圏内に12000世帯があれば、毎月1回12000枚のA縦半チラシを撒き続け、DM&メール(必ずダブル)でお客様との継続的に関係を繋いでいけば、年商3000万円店舗は出来上がります。
私は、まず、単店舗の売上を上げることが大切と思っています。
年商1000万円以下のお店は閉店し、いいお店に投資した方が、効率はいいですよ!!
と、今週、あるお客様に売上対策のプレゼンをして欲しいと頼まれ、資料を作っていて、感じたことを書かせて頂ました。
要約すると、これだけなんですがね?
ま、この本を読んで頂きますわ!!
本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
石井文泉堂 石井康裕