まいどです。クリーニング店専門の印刷会社の石井(社長)です。
売上UPのために既存客を守ることは必須ですが、引っ越しや定年退職もあるので、新規客も獲得しないといけませんね。
昔、船井総研さんで学んでいた(多分2001年頃?)時、「年間客数の3%、新規客が獲得できていると売上があがる」と教えて頂いたことがあります。そんなことを教えてくれた中西さんも、今は独立されているので感慨深いですが・・・。
この年間来店客数の3%ってどんな数字なんでしょうかね?
例えば、ある年商1000万円のお店があるとします。それを細かく分解すると、
売上:1000万円
年間支出:1万円
有効会員数:1000人
年間来店客数:7143人
年間1客単価:1400円
年間来店回数:7.143回
こんな感じですかね?
で、年間来店客数の3%という数字は、214人。有効会員数の21.4%になります。
年商1000万円のお店で、新規数が年間214人の獲得は簡単?難しい?微妙な数字です。
では、この新規客数を獲得するために、どんな施策をしたらいいのでしょうか?
私が以前、アンテナショップを3年間、経営していた時に、全ての新規客に来店理由を聞いていました。これは2013年1月のぶんちゃん研修会で報告した資料です。
このお客様登録用紙で、来店理由を聞いていました。私がお店をやっていたのは2009年~2012年だったので、「インターネットをみて」は項目もなかったです。
上記の折れ線グラフ、すごく面白いでしょ。
オープン当初は、新聞折込でも新規客様は来られていましたが、4ケ月目からはほどんど新聞折込では新規客は来なくなりました。
その後、「看板、のぼりを見て」や「たまたま通りがかりにみつけて」が増えていくのですが、それも2年まで。2年立つと、地域での認知が出来て、新規客の来店理由が落ちてきます。
そして最終的には、「ポストにチラシが入っていて」=ポスティングを行ったことによる結果になります。ま、毎月毎月2年間、8000枚を地域にポスティングしていたからこそ、こんなグラフになったんでしょうがね。
新規客の来店理由は、「そこにあると気づいたから!」しかありません。
どうやってあなたのお店をお知らせしますか?
まずは、「のぼり4本」で圧倒的に地域にアピールしてください。これで、結構、新規客様は来られます。
そして、やっぱりA4縦半のポスティング。これが答えですよ!!
本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
石井文泉堂 石井康裕