まいどです。クリーニング店専門の印刷会社の石井(社長)です。昨日の納期の話の続きです。
ちゃんと準備をしていても、商品が集まり過ぎる時はあります。特に昨今は、クリーニング業界は人が集まりにくく、春の繁忙期、各工場が悲鳴を上げそうな予感・・・・・。
クリーニング業の難しい所は作り溜めができない所ですね。
春の繁忙期、品質を維持するためには、ある一定以上のお洋服が集まったら、仕上り日を1日、ズラした方がいいと私は考えています。
例えば、1日の入荷点数を250点に決めたとします。
そして本日のマーキングタックが「1-100」だったとすると、「1-350」「1-600」の所にクリップを付けておきます。
そして、1日の入荷点数が250点を越えた時=目印のクリップまで行ったコトになるので、それ以降、お預りしたお洋服は、仕上り日をプラス1日します。
最終的にその日は「1-450」まで受付したとしましょう。
そうすると次の日の標準仕上り日で受付できる点数は「1-450」からなので、150点までとなり、「1-600」で、仕上り日がプラス1になり、「1-850」でさらにプラス1日、、、とそのように繰り返していきます。
この場合、仕上り日がどんどん後ろにズレていきますが、1日に250点受付しない日は少しづつ仕上り日が戻ってきます。
このように、1日の入荷点数を決めるって大切なことだと思いますよ!
なお、仕上り日をズラしながらも、「急ぎ」は受付してくださいね!
本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
石井文泉堂 石井康裕